主人公の結婚(それと性癖暴露)
取り合えず、ギルドに直行。
そして経緯の説明ともう一つ前に説明していなかったことの説明
「王位継承第5位のクリスティン様でしたか。成程、勇者と一緒にいるのはそのためですか」
「王族だったのかよ。ってかシャルが二人になったとはなぁ」
ギルドマスターとクロウドさんは驚いた様子で私のほうを見る。
「それにしても、あのシャルに夫か……元仲間として感慨深いものがあるなぁ」
「クロウド?それはどういう意味かしら~?」
「ま、まて!今はお客さんもいるから……!」
成程、クロウドさんは家で言う徹夜ポジションの人だったのか。
恐い風貌からは想像できなかったなぁ。
ちなみに今此処にいるのはシャルロッテさんの方。
シャルロットさんは娘さんに排出草を煎じて飲ませに言っている。
しかも話を聞けば娘とは言え結婚はしていなかった模様。
その娘さんも戦争孤児で自分と同種族だったので保護しているうちに情が移ってしまったと言うことらしい
「それで、クリスティン様だけが見たと言う子供の件ですが」
「そうだな。正直に言って徹夜の勇者モードと互角かそれ以上、と言うくらいの強さだったと思う」
「へ、俺?!一応自惚れて言うわけじゃないけど勇者モードの俺って結構強いと思うぞ?」
「あぁ、強いな。それと同格だった、と言うことだ」
「世界とは本当に広いのだな」
徹夜は純粋に驚き、和也は未だなれない勇者モードにやきもきしている様子であった。
無理も無い、目の前であんなものを見せ付けられれば嫌でも早く勇者として覚醒したいと思ってしまうだろう。
それにしても、何故和也は此処まで来ても覚醒しないのか?
謎が謎を呼んでいる状態ではあるがそもそも徹夜の覚醒も何かしらの者の介入があったからこそ見たい出しもう少し待ってみるしかないか
「これからはどうなさるおつもりで?クリスティン様の名前であれば直ぐにでもBランク、或いはAランクのランカーとしても動くことが出来ますが」
「いや、可能な限りそれは避けたい。私はこのような身でも王家の物だ。仮にAランク相当の物事があったとしても私は国のほうを優先させたい」
「判りました。では不動晶はDのままでこの周辺のモンスター退治や今回のような依頼をメインに行なう、と言うことですね」
「そうしたい。可能か?」
「無論でございます。」
それはありがたかった。
これでどうにか自分のしたいことが……あ、そういえば
「依頼で一つ聞きたい」
「?何でございましょう」
「闇市と奴隷市が近く行なわれるらしいのだが、情報が欲しい」
「なんですと?そのような情報は此方には」
とすると今手持ちの情報が一番新しいものか。
Eランクに上がった時の周りから無茶してると思われていた時期に受けていたクエストの事をギルドマスターに話す
「成程、既に場所の特定は出来ておられるのですね」
「おおむね間違いは無いと思う。その討伐には出たい。こういう場合はどうすればよい?」
「構いませぬ。不動晶は例外だと言う事にして依頼に参加できるようにしておきましょう」
「ついでに勇者二人もその例外に入れておいてくれ。Aランクだろうがなんだろうが必要と有ればそれにぶち込むから」
「それは心強い。勇者様がいるとなれば士気も大いに高まりましょう」
これで闇市の時期さえわかれば万歳三唱なんだがなぁ。
取り合えず、此処でのことを終えてシャルロットさんとも合流して、王城に戻り、父上に結婚することにしましたと報告をした
「……?!…!?」
そしたら甚く驚かれて家族全員呼び出しになりました
父さん……せめて息子の事なんだから信用してよ
「いやはや……まさかお前が先に結婚をするとはな」
「アムド兄さん、何で家族全員呼び出しなの?」
「当たり前でしょ。クリスが結婚相手つれてきてるって言ったら集まらないわけ無いじゃない」
「アイリ姉まで」
「それで、後ろの双子の方が結婚相手なのかしら?」
「うん、エイプリル母さんその通りだよ。ただ双子じゃないけど。」
そんな訳でシャルさんが二人になって今はシャルロッテ、シャルロットと名乗っていることを説明する。
その道中でのゴーレムと闘った時の話しになったら流石のアラド兄もカラド兄も驚いていたけど
「本当にお前は勇者より強いのかもしれんな。 シャルロットさん、シャルロッテさん」
「「はい。」」
「ふつつかな息子ではありますが、宜しくお願いする」
「「は、はい。よ、喜んで!」」
王様の前とも有りシャルさんたちは凄く緊張していた。
これからは義父になるのに大丈夫かなぁ。
「それにしても、同年代の普人に興味を示さなかったのはこういう理由だったのね。」
「私達の倍くらいあるんじゃないかしら?大きいわねぇ」
いや、流石に倍は無いよ、レータ母さん、アニー母さん
「それに、まさかクリスがおっぱいスキーだったとは思っても見なかったわ」
「あ、アイリ姉、お願いだからそういうのは思っていても……」
事実である。
事実であるがそう直接言われるのは精神的に来るものが有る
誰か助けて
そう願っていたら
「そうよ、アイリ」
「エイプリル母さん……!」
母さんがやってきてくれた。
これで漸く性癖暴露地獄から開放
「クリスの持っている大人の本は皆シャルロット、シャルロッテさんみたいな人たちばかりなのよ。驚くことは無いわ」
「エイプリル母さん?!な、なんでそれを知ってるの?!」
馬鹿な!?前世の記憶も使い見つからない場所に隠したはずだというのにばれていただと?!
しかも何故ふと見たレータ母さんが申し訳なさそうにしてアニー母さんがそのことなら知ってますよ~的な顔をしているの?!
「クリスよ。非常に、非常に言い辛いことなのだがな」
「出来れば聞きたくないけど何アムド兄?」
「お前の性癖に関して、アイリ以外は全員知っている。お前が隠している大人の本も12冊ある事までも、その内容が胸部の大きい人で尚且つ身長の高い人のものだと言うこともだ」
「ごふっ……な、何故そんな事……に……?」
「エイプリル母さんがな、お前がその手のほんの”一冊目”を購入し隠したその日にアイリ以外を集めてこれは大丈夫な性癖なのかと言う家族会議を開いたからだ」
その言葉を聴いてギギギと壊れた人形の様に首を動かしてカラド兄、セレスティ姉の方を向いて
「今の話し……ホントウノコトデスカ?」
「ん?なにか話し方が可笑しいが……あぁ、本当の事だ。私達も家族会議なのだからと集められたからな」
「私もそうなの。ごめんなさいね、クリス」
がっでむ。
アイリ姉以外の家族全員に自分の性癖がもろばれだったとは……!
恥ずかしい。
これは実に、実に恥ずかしい……!
「安心しなさい、クリス」
「父さん……」
「父さんやカラド、アムドも通った道だ。気にすることは無い」
「それはとっても気にすることだと思います!」
何と言うか、家族仲が良過ぎるのも問題な気がしてきた私であった。
主人公アーメン




