第1話 ロストロウ冒険者育成学校
この物語は全てフィクションです。
ロストロウ冒険者育成学校、それは名前の通り未来の冒険者を育成するための学校である。しかし法化たち3年生は1学期も終わりかけと卒業も近くなっているがいまだ冒険者育成に必要なカリキュラムを受けていない。先生に聞いてもはぐらかされる。
担任「テストは帰ってきたか?一喜一憂しているお前らに朗報だ。明日の終業式が終わり次第校庭に集合だ、冒険者適正試験やるぞ」
一同「「「「!?!?」」」」
そう、この学校では3年1学期終了後に適性試験を受け、その合格ラインに乗ったものが冒険者カリキュラムを受けられるのだ。
担任「試験方法はいくつかある。サバイバル、1vs1、あとは単純魔力量だ。お前らの中で感の悪いやつは魔力があることすら気づいてないかもだがな。このクラスは30人だ、その中から半分落とす、どの方法が良い?」
弘「俺は1vs1がいい、自分ひとりでどこまで戦えるか気になるんだ。」
法化「さんせーい!そっちのほうが実力出そうだしね!」
担任「OKだ、なら選抜方法は1vs1にしよう。ただ戦う相手は決まっている。1位は2位と、3位は4位と、そんな感じで戦ってもらう。テストに通知表挟んであるから家帰って確認してろよ。」
法化は帰宅後順位を確認する。14位だ。つまり明日の試験は13位と戦うことになる。明日の戦いに胸を躍らせ彼女は眠る。
「朝だー!今日は適性試験日!どんなやつでもボコボコにしちゃうぞー!」
法化は飛び起き鼻歌を歌いながら集合場所であるグラウンドに向かう。学校に着くとみんなは既に集まっていた。そのタイミングで担任の話が始まる。
担任「まずは己の魔力に気づけ、今気づいてる奴らは何人いる?」
20人ほど手を挙げる。順位表で法化や弘含む15位以上の奴らは全員挙げていた。下位層は5人しか挙げていなくクラス内の序列を感じさせるような結果となった。
担任「魔力に気づいてない奴ら、お前ら一旦10秒息とめて血を感じろ、多分それで魔力を感じられるはずだ。」
言われるがまま下位層の生徒たちがみな息を止め始めた、10秒を過ぎた頃、彼らの体は少し輝き、息を始めたものから消えていく。
生徒「確かに感じた...でもコツは掴みました!いつでも戦えます!」
担任「いいぞお前ら、その意気だ。では1位vs2位から順番に始めるぞ。」
そうして始まった試験の1vs1、順調に試験は進み、予想通り基本的に順位が上の奴らが勝ち残っていた。そして法化の出番が来た。
法化「私の相手は誰かな〜」
弘「俺だ」
そう、13位は弘であった。お互い驚愕しながらもステージへ進み試合開始の合図を待つ。このカードは誰も予想していなかったため試験1の盛り上がりを見せている。
法化「手加減しないからね?私負けるつもり無いから!」
弘「お互い様だ、俺だって負けるわけにはいかない。お前に勝って冒険者になるんだ!」
まるで決勝戦を見るかのような緊張感、二人の気迫に生徒たちは圧倒される。そんな中試合開始の合図が鳴る。
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