41
…まあ、色々と都合が有りまして……。
そして、決定的なのは、抑々、「此の国のために」とか、「国民のために」などといった志そのものが、政治家の方々にはちっとも窺えないということである。「私利私欲のために権力に執着し、自らからは決してそれを手放すことなく、のさばっている」と表現するのが妥当なのではあるまいか? あの方たちを言い表すのには。「襟を正す」「李下に冠を正さず」といった諺すらも知らぬ無知なのか、知っていても何食わぬ顔の厚顔無恥ときている。故に、いち一般国民からしたら、どう考えても、あのくらいの人材でよければ、この国には他にいくらでもいるような気がする。何しろ、比較対象があれ――「あんなの」と言うべきなのか、「あの程度」と言うべきなのか――なのだから。そして駄目押しなのは、あの先生方の、いまだに何か問題を起こそうものなら、「記憶に御座いません」「私の知るところではありません」のワンパターン極まる答弁である。全ての責任を議員秘書だか会計責任者に押しつけて切り抜ける。それでもって実際に、そんなんで切り抜けられてしまうことである。ここ二十年三十年どころか、それ以前のずっと昔から、それこそもう何十年も昔から、この手の決まり文句で相変わらず何とかなってしまうのだから、与野党を問わずああいう人達には、ザル法を改めるつもりなどなく、自浄能力が欠如していると言われても仕方がないのではなかろうか? 尚、現財務大臣は仰いました。(「収支報告書に記載されなかった収入のうち、政治活動に使われなかった残額を個人の雑所得として確定申告する必要、納税の義務のあるか無しか」を問われ)、「使い残しがある雑所得で、控除で引き切れない部分があるという判断の中で納税をするという方が可能性としてあると思う。疑義が持たれた政治家が政治責任を果たす、そういう観点から判断されるべきものであると思う」と。要は、「納税は議員の判断次第」ということらしい。国民の義務の一つに「納税」というのもあった筈なのだが。あの方々はその限りにあらずということなのであろうか? 個人的には税金を支払いたくても現状まともに働けそうにない現状で、「健康で文化的な最低限度の生活」を“廃業”しなければならない有様なので……。




