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某最大与党の某最大派閥に所属する某有力議員の政治資金パーティーを巡る事件ーー件の派閥に属する件の議員が、ノルマ以上のパーティー券を売り上げることで、同派閥から五千万円のキックバックを受け、此れを裏金としたとされるーーによって、彼の人の議員事務所や議員宿舎等の関係先が、東京地裁特捜部によって家宅捜索を受けた事を受け、某大物政治評論家と元・某地方自治体市長との間で、
某大物政治評論家 「全額で線引きするのはおかしいことだが、全部数十万円で摘発していったら、○〇派(某与党最大派閥)の議員は殆どが関わることになる。議員九十人くらいもいなくなったら大変なことだ」
元・某地方自治体市長 「大変でも何でもない。そんな組織的なことをやってきたんだから。全員いなくなっても誰も困らない。逆に、きれいに一掃して、新たな方が立候補して、新しい政治が始まった方が日本にとっては、日本の夜明けが始まると思うから、検察の中途半端な、俗にいうような官邸と手打ちするようなことはして欲しくない。基本的に検察も行政機関なのだから。検察は正義の味方ではなく、検察も基本的には忖度文化、究極の忖度をするのが検察だが、どこかで『この議員はいいよ』というかたちがあるのであれば、それは良いことではなく、ちゃんとやって欲しい」
と、いったやり取りがあったのだが、この温度差は何なのであろう? まあ、此の某大物政治評論家は与党とのパイプの太さで定評のあり、一部では“御用聞”とも揶揄される様な御方ではありはするのだが。因みに、物価高に伴い減税について話が及んだ際には、「消費税は是迄の政府が骨身を削って上げてきたもので…」とか謂い出すのだから、呆れたものである。此の謂のみであっても其の立ち位置ときたら鮮明であろう。
いち一般国民の感覚からすれば、今日の有力政治家というのは、別に優秀だから、政治手腕が優れているから、現在の地位を築いたのではないことは、明らか(せいぜい、世襲政治家の家系に生まれたとか、政争を勝ち抜くのには秀でていたのか、或いは、運がただ良かった、くらいのこと)ではないだろうか? でなければ、特にここ二十年か三十年ほどで、この国はこれほどまでに貧しく――それは“庶民の肌感覚”などという漠としたものではない――なってはいないであろう。




