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「でも、実際はそれ以前の問題じゃないのかな」と考えないでもない。私の場合は食うものも喰えなくなって、食料すら満足に買えなくなって、干上がって死ぬということも有り得るのではないかと。現状でこれだけ身体中がぶっ壊れていて、現時点でやれる仕事も働ける時間も限られてしまっている。再び悪化している腰は医者に「再度の手術は出来ない」と宣告され、左眼はどれだけこの先メスを入れようが、入れたとしても、「真っ直ぐな直線を真っ直ぐな直線として再び見られるようになることは無い」と宣言されており、腰と腸の痛みは痛み止めで凌ぐしか他にないのだが、余り薬効は認められない――殆ど気休めでしかない――のが現状である。薬の処方もこれ以上は強くしようが無いそうである。この先回復の余地が無いどころか、現状の維持すら難しく、悪化するしか無いところだらけ。そういう有様で、この先、何をして糊口を凌げと言うのだろう? おまけに、先に挙げた箇所以外にも医者に通わなければならないところは複数有る――一度医者に掛かれば、こちらから何も言い出さなくとも次回の予約を勝手に設定されるくらいには――というのに。既に具体的な部分を列挙した部位ですら、定期検査(あえて言及するまでもないのだが、庶民にとっては高額である)を避け、最小限の手当(病院で処方して貰う他はない、ドラッグストアでは販売していない類の痛み止めの入手のために通院する)で何とか(腰にしても、腸にしても、薬など全く効かず、痛みで蹲って居る他は無い時も珍しく無いのであるが。そんな有様で、「それって、『如何にかなっている』と言えるのか?」と問われれば、「それはまあ、そうだけど……」としか答えようはないのであるが。欲を言えば、それらに加えて、眼圧を抑える目薬くらいまではきちんと確保したいのであるが。失明を医者に脅された記憶があるので)というのが現状である。しかし、行政の窓口でこのことをどれだけ訴えてみたところで――何しろ本人にとっては切実な問題なのだから――「生活保護を受けたかったら、まず、今より家賃が二千円安い処に引っ越せ」というのが現実である。そして税金などの納入の督促は、それまでに役所に赴いてまで、納税が滞りがちになる理由を説明している筈なのだが、きっちりやってくる。「差し押さえ」とかいう文言が、身体の状態がこれだと、本当に怖い。社会とか、自治体とか、国家の類に殺されるような気すらしてしまう。ふと、「生活保護を受けている人間って、どうやって審査とか通っているんだ? そもそも、生活保護の審査基準とは何ぞや? こちとら本来ならば通わなければならない病院にすら満足に通えない状態なのだが? 一概に生活保護といったって色々と種類があるんだろうが、どれ一つも私には適用されないんだな」などと考えてしまう。
「ひと昔の調査で、『老後までにその後生きていく為には最低二千万円の蓄えが必要』というのがあった気がするが、老後まではとても……。というか、それ以前に……」




