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あとがき

 これは物語などではないけれどフィクションです

 こんな風に思い悩む人間は、きっといないのでしょう

 僕自身が矮小で醜悪で愚昧な人物であるかは各々の想像にお任せします

 他人の歌や言葉を引用している時点で大分危ういとは思いますが

 

 それはともかく、ここにいる人間は今日も生きていくのでしょう

 明日も明後日も、きっと


 それは残酷な事なのかもしれません

 それは幸福な事なのかもしれません




 僕のこの呪詛が、誰かの心の片隅に傷を付ける事を願っています


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