第七百四十四話 今の現状を見据える
悲惨な未来に悲観に暮れて居るときでは無い。
今はどうするかだ。
「先ず水と食料だな~~ついでに武器防具」
『ついでかい』
当たり前だ。
武器防具は今は優先しなくて良い。
「優先事項は水と食料だね」
『あ~~』
「何が起こるか分からん」
『まあな』
最悪食料のない所に転移するかもしれんし。
というかいい加減水が欲しい。
というか血なんぞ飲みたくない。
生臭いし。
血を使った料理なんぞ知らんぞ僕。
というか気分は吸血鬼だ。
吸血鬼……。
あ~~一人。
一人嫁にしそこなったな~~。
化け物の所為で。
吸血鬼の幼女。
『お前吸血鬼もいけるんかい』
「充分イケる」
間髪入れず答える。
『あれアンデットだけど…‥』
呆れた口調で僕に言う駄目神。
「流石にゾンビとかグールは駄目だけど」
流石に腐りかけとかはどうも…‥。
『イケたら引くわ』
そうやね~~。
僕も其処までは無理。
ギリギリ。
ギリギリかな。
『ギリギリでも引くわ』
いや原型を留めて意思を持ってたら良いかな。
『お前屍姦とかいけそうで怖いし』
ピキッ。
「はっはっはっ~~」
『はっはっはっ~~』
「駄目神が普段どんな目で見てるか分かるな~~」
思わず僕は虚ろな目で虚空を見つめる。
多分駄目神がいる方角を。
『悪かったから其の目は止めろっ!』
うん。
良いけど。
僕でも本気で怒るからね。
死者の尊厳を踏みにじる行為は。
最悪駄目神でも殺すよ。
『『怖いっ!』』
仲いいな~~。
邪神と神様なのに。
「後は薬草とか乳鉢に乳棒はいるな他は瓶に鍋」
『何でまた?』
調合セットやね。
薬師に必要な道具ですね。
暗殺者と忍者も使うけど。
「ポーションに解毒薬其れにマナポーション最後に毒薬の類を作りたいから」
特にポーション。
有るのと無いのとでは雲泥の差がある。
出来ればマナポーションもだな
。
僧侶系ジョブで魔力が足りん時は必須だ。
『暗殺者のジョブで作ればいいだろう?』
「アレで作れるのは短時間しか効果の無い薬物のみだ」
『充分では?』
頭痛い。
神なのにそんことも知らんとは。




