表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
空から魔女がふってきた!  作者: 杉並よしひと
第一章
PR
11/80

10

「大和、どこいくの? もうこんな時間よ」

 こっそり出掛けようとした俺を、母親が呼び止めた。被りかけていたトレーナーから頭を出し、ちらりとリビングを見やる。母親と目が合った。ああ、バレてしまったか。

「ちょっとコンビニ行ってくる。ノート足りなくなったからさ」

「そう」

 母親の納得した様な一言に、俺は安心してドアを開けた。が。

「じゃあ、なんかしょっぱいもの買って来てくれない?」

「りょーかい」

 あの人、自分で「こんな時間よ」とか言いながら、「こんな時間」からまた酒を飲むつもりなのだ。肝臓とか、大丈夫なのだろうか。

 とにかく、母親になにか感づかれないうちに、素早く家を出る。暗くなった住宅街を抜け、ハルとの約束の場所へと向かった。

 母親は酒を気持ち良く飲めればそれで何も言わない。俺は家を出てすぐそこのコンビニで、魚肉ソーセージを買った。ポケットに突っ込んで、約束の場所へと歩みを早めた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ