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創造主長様のお仕事  作者: 己龍
第2章 子供+仲間+迷宮=???
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17話 修行旅行1日目

家名天捧(てんほう)の儀〉を終えて(初めて儀式名聞いた)陛下に頼まれた魔道具探しをすると応接室、執務室、ウルの寝室、両陛下の寝室の計4つに盗聴・洗脳・精神汚染の魔具・魔道具が発見された。


王宮中を探し回ったので明日から外に出るのに帰宅は日付が変わっていた。


許可が必要な部屋があるので陛下も一緒についてきたが途中で女王陛下、ウルと交代して探した。


女王陛下は立ち振る舞いや言葉遣いからも気品を感じるが隙あらば模擬戦させてほしいとウルと交代するまで頼んできたのは正直困った。


意外と武闘派なんだな。


もちろん二人にも今後の事を説明したが両者とも憤慨していた。


両陛下の寝室で盗聴の魔具が見つかったときは陛下も女王陛下も顔を真っ赤にさせて止める間もなく粉になるまで踏みつけるわ握りつぶすわで床にヒビまで入っていた。


二人ともまだ現役なんだなぁ。


帰るときにはラミスに怒られると思っていたがあらかじめ伝言が届いていたらしく、「おかえりなさいませ」と笑顔で迎えてくれた。


よかったぁ。


オンブル以外は就寝したようで地下に作った研究室で明日の準備をしているとオンブルが赤茶を持ってきたので中身を捨てて扉から困ってこちらを見ていたメイドにもう一度赤茶を持ってきてくれと頼んだ。


オンブルの扱いがひどいじゃないかって?


捨てた赤茶から出ている桃色の煙を見ても同じこと言えるか?


まぁ準備といっても日ごろいつでもクエストに行けるようにポーションも魔技具を用意しているので作り置きを無限収納に入れるだけだから赤茶は寝る前の一杯の為だ。


準備が終わり薬煙を一本吸ってから日課の害獣の始末(オンブルの封印)をして就寝した。














翌日の早朝、少し寝坊をしたが全員集まったところで軽めの柔軟をしながら24時間いつでもどうぞでお馴染みの冒険者ギルドへ向かい溜まっている高ランククエストを受けた。


しかし人間の人族の身体はつらいな。


こんなにも睡眠が大切だとは思わなかった。


しかも徹夜より少しだけ寝た方がよりつらいとはな。


馬車で帝都門を抜け、森→草原→迷宮付近→草原→火山→草原のルートを2周しAランクを中心とした魔物または魔獣の討伐が今回の目標だ。


戦闘課題としては


ディラン  鍛錬場でみせた攻撃の成功率を9割にする

ダリエラ  5種類の初級魔法の無詠唱、別系統の初級魔法一つ(詠唱有り)

リン    攻撃特化の魔物・魔獣の50発連続でいなし、カウンターのみで2体撃破(A・Bランク一体ずつ)

オンブル  隠密攻撃で一度も発見されずに二回撃破

俺     Sランクを複数相手に一度も攻撃を受けずに撃破


となる。


すべて終わるまで帰らない予定なので当然野営の準備も万全だ。


移動は徒歩のみで今回は馬車は無しの方向でいきたいというとディランから貴族になったのにいいのかと言われたので冒険者兼貴族だから問題ないとデコピンを食らわせてやった。


ディラン気絶→神魔法で回復


なぜだ?



――――  マリンテーゾの魔森  ――――


ユリアちゃんからもらった懐中時計をみて天の刻8時頃、道中で剥ぎ取った魔石を餌に使いディランを先頭で進んでいく。


ディランの課題は数をこなして慣れる方法を取るのでSやAをわざわざ見つけにはいかない。


襲ってくる低ランクの魔物をすべて急所に一撃で撃破しているがあの打撃の成功率は5割ほどだ。


的は動いているから鍛錬時より低くなるのは仕方ないが直した癖が出始めているのでもう一度注意するとまた7割に戻った。


とりあえず森を抜けるまで続けてもらおう。



――――  クファリク草原  ――――


森を抜けたのは地の刻2時を少し回った頃でちょうどいいから昼食を取り迷宮方向へ進みだす。


1時間ほど経つ頃地面から魔物が現れたのでダリエラに相手をさせたがやはり実戦だと慌てるようで詠唱も2.3行多くなっていた。



「・・・あれAランク。・・・Aランクで修行とか無茶過ぎる」



「あいつは地面を掘って進むから出てきた穴に向かって火魔法とか水魔法打ち込んで、出てきたら〈風送刃(ウィンド・カッター)〉で首を斬り落とせばよかっただろう」


「・・・師匠は適正がない魔法で簡単なものなら使えるって言ったけど、やっぱり無理だと思う」


「仕方ない。ディラン、お前密かにやってた成果見してやれ。知ってるぞ夜中にこっそり練習してるのは」



ディランはまだ見せれるほどじゃなけどと言いながらも右拳に魔力を纏わせた。


しかし拳を覆うものはいつもの火ではなくバチバチと放電する電気だった。


彼の適正は正真正銘火魔法であり、ギルド証にも記載があるが拳にあるはたしかに雷魔法だった。


以前魔法について少し研究した際に消費魔力は大きいが適正以外の魔法が使えることがわかっていたのでそのことをダリエラに伝えたんだが、どうやらディランも聞いていたようでこっそり練習していたようだ。


だがまだまだ未熟。


魔力には余裕があるが、片手に数秒が限界なようですぐに魔力は霧散した。


しかしダリエラにはショックが大きかったようでディランをぺたぺた触りまくっている。



「ダリエラそこまでにしとけ、困ってるから。だが分かっただろ?実際に適正以外も魔法は使えるんだ。やらないうちから無理と決めつけるのは良くないぞ」


「・・・わかった。やってみる」



実際に見たからか、彼女はそれから風以外の魔法で低ランクの魔物を討伐しようとして何度も失敗し続けた。


だが何かを掴んだようで氷魔法が少しだけ形になり始めた。



――――  紅蓮の迷宮とマリンテーゾの魔森の中間周辺  ――――


迷宮まではまだまだ距離があるのでそろそろ野営の準備に取り掛かる。


リンの課題達成のための獲物はまだ現れず、オンブルも影を操る魔法により夜間はほぼ敵無しなので明日に持ち越しになった。


とは言ってもディランとダリエラの戦いをただ見ていたわけではない。


道中リンはカウンターのみ魔物を撃破、オンブルも撃破しながら深淵魔法と短刀術を合わせた戦闘法開発、俺は用意した武器を使って各種スキル上げをした。


今は双剣を主に使って時々ナイフを投げているが、大太刀は緊急時以外では使わない予定だ。


それぞれ野営の準備している中、俺は砥石をもって場を離れるが別に研ぎに行くわけではない。


先ほど気づいたのだが俺の防具、そして俺自身に違和感を感じたので確認し場合によっては即ルルに連絡とれるように為だ。


リンたちが視界に十分視界に入る場所へ移動し、まずはステータスを見る。



・・・・・・各能力値がすべて100上がっていた。


俺のレベルはすでに限界だがなぜ上がっているんだ?


次に防具を鑑定するとこちらも大きく変わっていた。



【神軽装 メシア】ランク???


【神と人が協力して作ったまさに最高傑作の鎧。レイヌの力を吸い自己改造をし、軽量化・一部線維化しているが強度は変わらない】

・全異常耐性無効

・防御が200倍

― NEY ―

・防汚

・自己修復

・魔力付与時属性防御1.2倍

・重量1/10軽減

・線維化



もはや別物と言ってもいいだろう。


ランクもなぜか正しく表記されないし、説明文の通り防具の端の部分が服のように線維化している。


ずっと着けていたからわからない変化だったが俺の力を吸うってもはや呪いの装備じゃないのか?



「我が主様、夕食の準備が整いました。どうしましたか?」



いつの間にかそこそこの時間が経っていたようだ。


情報共有と共に彼女にもなにか変化はないかと鑑定と問診をしたが特に無いようだ。



「御身体についてはルルと封師たちから聞いております。現在の我が主様はまだ肉体と完全には融合しておりませんので、異常ではなく本来あるべき力へと馴染んでいく途中経過とのことです。ちなみにこの世界に降り立った際の融合率は約20%です」


現在の融合率はここからではわからないし、あとどれほど上がるのかわからないが単純に考えると初期の五倍になるのか。


だから力の加減が最近難しいわけだな。



「防具につきましては我が主様からわずかに出ている神気が影響を与えていると思われます。我が主様にとっては微々たる量で気が付くには困難ですが私やおそらく高位の神官などにはバレる可能性がありますのでお気を付けください」



最初にあったときに行ってほしかったよオンブル、それからルル。


幸い帝都の協会にはまだ行っていないからまだ問題ないとは思うが気を付けよう。


特に現代は分からないが教国の猊下一族は異常なほどの神様フェチとかいうものだったはずだから神気の抑え込みは早急に解決すべき問題だな。



疑問の解決と新たな課題がわかったのでオンブルに連れられやたら立派なテントが建つ野営地へ戻る。


人族2人はくつろげそうな大きさのこのテントは俺特製の魔技具で、空間魔法の陣を刻んでいるのでテント内は外見の3倍の空間がある。


これは現代技術の限界なのでユリアちゃんに提供用で、個人用には5倍があるが実際に使い問題がないか調べるため3倍を使う。


焚き木の前に移動するとダリエラが食器を持ってきて自信満々に渡してきた。



「・・・師匠、師匠用は私とディランで作った。・・・我ながら良い出来」


「・・・・・・旨いな、さすがディランだな。そして鍋一杯作ったのか、さすがダリエラだな」


「・・・残ったら私が食べる」



飲んだスープは確かに旨いんだが、さすがに大鍋丸々はさすがに食べきれないからダリエラ行きだな。


こうして野外で5人だけの食事というのも趣があってそれなりに食が進む。


おかわりをしようと俺用の鍋からスープをよそうと隣にいたディランから



「そういえばレイヌさんはなんで俺たちと同じ食材使わないんですか?食べ物だけじゃなくてお茶や酒までなんて徹底してますよね?」


「まぁなんだ・・・・・体内に入れる物に対しては極度に潔癖症なだけだ。気にしなくていい」



しょうがないじゃないか、すべての命は俺にとって我が子同然なんだからな!


我が子を煮たり焼いたりして食べるのはどうしても精神的にダメなんだよ。


幸いルルが作った《異世界マーケット》で買った食材は食材という存在だけで元々命がないのからルルには感謝しておこう。


よかったなルル、給料日には少しだけ減給割合を減らしておこう。


裏設定


・女王陛下はアルバ帝国だけで、他国は王妃と呼ばれる。冒険者の国なので男女の立場の違いは無く、「皇帝の嫁」という認識だけではなく、もう一人の「国の統治者」と認識されている。


・作中の天の刻とは午前、地の刻は午後にあたります



・武器・防具の200倍という値は神界の騎士団長の武器に近いものはあるが、他の神でも持つ神は「戦いの神」や各専門神のトップしか持っていない。ちなみに降りた世界の最高峰装備でも5倍がせいぜいの性能。


以上豆知識でした!


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