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神魔物語  作者: 抹茶J
第3章闘技大会編
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第48話 帝都の戦い!! 2

sideダイン

フローラ・オーズと別れた後、ダインとヘイは皇帝達が居る観客席中央の特別室へと急いだ。

ダイン『ヘイ、急ごう!』

ヘイ『ああ!』

闘技場内を回ると直ぐに特別室への階段をを見つける。

ダイン『この上だな…。』

ヘイ『しかし、護衛の兵士達が居ないな。1人や2人居てもおかしくないのだが…。』

ダイン『確かに。いやな予感がする。急いでいこう。』

ダインとヘイは急いで駆け上がる。

階段を駆け上がるとすぐそばに倒れている2人の兵士を見つけた。すぐそこで何者かに斬られ、倒れている1人の兵士に駆け寄る。

ダイン『おいっ大丈夫か。』

兵士A『……。』

ダイン『ダメだ。こっちは、もう死んでる……。』

ヘイ『こっちの奴はまだ息があるみたいだぞ!』

ヘイの元へ駆け寄るダイン。

ヘイ『おいしっかりしろ。』

兵士B『うう……。』

ヘイ『誰にやられた?』

兵士B『陛下のおと…う…とイ…ヴァン様……に……。このままでは陛下…が危…ない頼む……。陛下をお……。助……けし…てくれ。』

力なく腕が下がる。

ダイン『彼は?』

ヘイ『………。死んだよ。』

ダイン『そうか…。特別室へ急ごう!』

階段を駆け上がりさらに奥に進むヘイとダイン。そして、遂に特別室の前までやってきた。

ダイン『ここか。』

ヘイ『ダイン待て…。』

ダイン『どうしたんだ?』

ヘイ『やけに禍々しい気配を感じる。部屋の奥に何かいるぞ。』

ダイン『モンスターか…。』

ヘイ『分からん…。とにかく皇帝は生きているようだ。まだ中に気配はある。』

ダイン『よし。いっせーので蹴破ろう。』

ヘイ『分かった。』

ダイン・ヘイ『『いっせーの!!』』

ドォォン!!

そこには皇帝とシュルツそれに皇帝の弟、イヴァンの姿があった。

イヴァン『何事だ!』

皇帝『………。』

シュルツ『あなたがたは!』

ダイン『一番右端がイヴァンだな。』

イヴァン『ふんっだったら何だというのだ。曲者だぞ!であえ!であえ!』

ヘイ『もう茶番はよせ。すべてわかっているんだよ。』

ダイン『お前がそこにいる皇帝を殺そうとしていることもな。』

イヴァン『何を言っておるのだ。怪しいというのなら、この状況で入ってきたおまえたちの方ではないか。』

シュルツ『この方はあなたの蛮行を止めるために私が頼んだ人たちです!』

皇帝『もうやめよイヴァンよ。もう調べはついておる。アヴァロンに30万もの軍隊を勝手に勅命でだし、ヤムスキーなるものを雇い、アヴァロンとの和平交渉の邪魔をしようとしたことも、ザガートとかいう邪悪なものを引き入れて帝都にモンスター達を放ち混乱に陥れたのもな。』

イヴァン『……。』

皇帝『余の直属の諜報員がいることを忘れたか?それにそろそろ……。』

特別室にシュヴァルツが入ってくる。

シュヴァルツ『陛下、暗殺者を仕留めましてございます。またこのものがイヴァン殿下から陛下暗殺の依頼を受けたと、白状いたしました。』

皇帝『シュヴァルツ大将軍ご苦労であった。もう言い逃れはできまい。潔く腹を斬れ。』

イヴァン『…………………フフフッ…………………フフヒッ……………ひゃあっはっはっはっはっ。』

皇帝『なにがおかしい?すべての計画がつぶされて気が触れたか。』

イヴァン『確かになぁ……ひゃあっはっは。たがなまだ終わってないだよぉ!上をみろぉ!』

ダイン『上?!あ、あれは。まさかそんな!』

ヘイ『上?なにがあるんだ?』

ダイン『あ、あれは………。アヴァロン城!なぜここに?』

そこにはどこかに消えたはずのアヴァロン城が姿を表した。

イヴァン『もうすぐ空の上から無差別に砲撃がくるのさ。そしたら帝国はおしまいだなぁ。あにきぃ!』

皇帝『そんなことをすれば皇帝に成りたがっている貴様も終わりだぞ!』

イヴァン『俺は人を捨てたからなぁ。大丈夫なんだよ!帝国の跡地にはイヴァン帝国を築いてやる安心して死ねよぉあにきぃ!』

ヘイ『そうなる前におまえを倒す!聖光拳!』

ヘイはイヴァン接近し聖光拳を解き放つ!

ドゴォ!バキィ!

イヴァン『なんだ?その攻撃は?効かねーんだよ!』

イヴァンはヘイに対して回し蹴りを放つ!

ドゴォ!

ヘイ『くぅぅぅ!』

ヘイはかろうじてガードガード出来たが、回し蹴りの威力は高く壁にめり込む。

ダイン『ヘイ!大丈夫か!?』

イヴァン『何をしても無駄だよ。無駄ぁ!』

ヘイ『奴の邪気が高まっている。』

ダイン『いったいどうすれば………。』

メルス『ホッホッホッ。お困りですかな?』

人影が入ってきたかと思うとイヴァンを一閃した!

ヘイ『あ、あなたは。』

ダイン『メルス!』

イヴァン『メルス爺さんか。いらん邪魔を。まぁいいここでは狭すぎて本気がだせん。闘技場までくるがいい。断ってもいいが、その瞬間無差別攻撃を始めるぜ?』

ダイン『待て!』

イヴァン『闘技場にこい!ひゃあっはっは。』

イヴァンは高笑いをしながら消えていった。

メルス『陛下、ご無事で。』

皇帝『何とか。アヴァロンの騎士よ。助かったぞ。』

ダイン『いえ、まだです。奴を止めアヴァロンの砲撃を止めさせないと。』

皇帝『うむ……。愚弟が迷惑をかける。』

ダイン『それにメルス…。』

メルス『話は後じゃ。先にイヴァンを追いかけるとしよう。』

ダイン『ああ。』

階段を駆け下り闘技場へと向かう。

そこにフローラたちも駆けつける。

フローラ『ダイン!』

ダイン『フローラ!無事だったか。』

フローラ『ええ。オーズとヘイの師匠さんのおかげで。ダインたちは?』

ダイン『黒幕を突き止めたんだが、厄介なことになった。』

フローラ『え?』

ダイン『アヴァロン城が突然現れた。』

フローラ『何ですって?でもどこに?』

ダイン『闘技場の真上だ。』

フローラ『そんなものはなかったわよ?』

ダイン『なっ!どういうことだ?』

ヘイ『それよりも早く闘技場へ!』

ダイン『ああ!』

メルス『ダインさん、あなたに託したあの剣、よくここまで自分のものにしてくれました。あの剣にはもう一つ使い道があります。あの剣には聖なる力も邪なる力も倍化させ刀身に乗せ放つことができます。また、あなたの愛刀だったリオンブレードのように壊れてしまうこともないでしょう。イヴァンを倒すことができるのはその力だけかもしれませぬ。』

ダイン『分かった。やってみよう。』

ダインたちは入場ゲートの前までやってきた。

ダイン『此処にやついるはずだ。』

ヘイ『ああ。奴の邪気をプンプン感じるぜ。』

ダイン『いくぞ!みんな!』

ダインたちは入場ゲート急いでくぐる。

イヴァン『遅かったなぁ。もう少し遅けりゃ、無差別攻撃を始めてたぜ?』

ヘイ『ダイン、少し時間をくれ。』

ダイン『?』

ヘイ『試してみたい技がある。奴には十分ダメージを与えられるはずだ。』

ダイン『分かった。フローラ!この剣にリザレクションを。』

フローラ『分かったわ。』

フローラ『リザレクション!』

刀身に聖なる力が宿る。

メルス『ほう。お嬢さんまさか、魔法を?』

フローラ『……。』

メルス『余計な詮索をしている場合ではないか。』

ダイン『いくぞ!イヴァン!』

ダインは速攻で距離を積めイヴァンに攻撃を仕掛ける!

イヴァンはそれに対してガードするが腕ごと剣に斬られる。

イヴァン『ぎゃあああ!なぜだぁなぜ痛みをいやなぜ腕が切られるぅ?』

ダイン『貴様の負けだ。』

ダインは再びイヴァンを斬りつける!イヴァンは再びガードするが今度は腕ごと引き千切りられる。

イヴァン『バ、バカナァァ』

俺はもっと強くなれるのだぁ!

フローラ『奴の邪気が高まってるわ!ヘイまだなの?』

ヘイ『もう少しだ!』

そこに二つの陰が横切りイヴァンに切りつける。

ザン!ザシュ!

オーズ『アイン団長!メルス!』

アイン『すまん!人々を避難誘導するのに時間かかった。』

イヴァン『俺を……。俺を……なめるなぁ!』

邪悪な風が巻き起こる。

アイン・メルス『『!!』』

近くにいたアインとメルスはもろに吹き飛び壁に激突する

ダイン『団長!メルス!』

イヴァン『やっと力が固定されたか。さあ続きをやろうか。』

ヘイ『待たせたな。』

ヘイ『こっちもやっと準備が完了したぜ。この技はずっと考えてたんだが、俺自身がどうなるか分からないんでな。使うのをためらっていたんだ。だが使うときは今のようだないくぜ!』

イヴァン『なにをするか知らないが使わせないぜ!』

イヴァンは接近し蹴りやパンチを繰り出す。

ヘイは攻撃を交わしながら放つタイミングを見計らう。

そして……。

ヘイ『今だ!必殺拳!』

ヘイ『烈挙乱舞!』

ドゴゴゴゴゴッ!

ヘイの拳や蹴りが連続攻撃となりイヴァンに入る!

ヘイ『とどめだ!聖光拳!雷閃一閃!』

聖なる力を込めたヘイのパンチがイヴァンにヒットしてイヴァンを吹き飛ばす!

イヴァン『グハァアアア!バ、バカナァァ。』

ダイン『終わりだ。とどめを刺してやる。』

イヴァン『まだだあ!アヴァロン城!攻撃を開始してくれぇ!』

……………………………。

いっこうに待っても攻撃は始まらなかった。

イヴァン『なっ約束がちがぅぅ。』

ザガート『あなたに利用価値がなくなったというだけですよ。』

イヴァン『なっ!』

ザガート『まさか本当に私があなたに仕えたとお想いで?』

イヴァン『ち、ちがうのか?』

ザガート『目的のためにあなたに近づいた迄です。その目的も達せられましたよ。』

ダイン『目的?』

ザガート『邪魔なものを排除してくれたお礼です。見せてあげましょう。』

ザガートは空間から一本の槍を取り出す。

メルス『それは、イーストリアに伝わる魔槍!』

ザガート『このためにイヴァン、あなたを利用させてもらいました。あなたはもう用済みです。』

ダイン『また逃げるのか?』

ザガート何とでもいうがいい。またお会いしましょう。』

ザガートはすぅっと消えていった。

イヴァン『おのれぇぇ!』

ダイン『トドメだ。イヴァン。』

イヴァン『ちくしょおおお!』

ドシュッ!

イヴァンの断末魔だけがあたりに響きわたった。イヴァンの起こした一連の騒動はイヴァンの死によって収まった。

三章ラスト1話!

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