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君と剣と魔法を紡ぐ物語〜私達がお尋ね者っ!?〜  作者: 高見 燈
第6章 イシュタリアの闇
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第38話 召喚獣だけど自由な神獣たち

 “紫電の神獣グローム”さんは紫の稲光を全身に纏いながら、洞窟の地面を殴りつけていた。

 「“紫電の呪縛(ラディシオン)”!!」

 その怒声と共に殴りつけた地面は地割れの様に稲光が駆け巡った。しかもそれは四方八方に飛散する様に線を描く、、、そう、熊手みたいな形状で、バチバチッと紫の稲光放ちながら電流の様に地を駆け巡った。それは当然、ゴーレム大軍に向かい彼等は地面を駆ける蛇みたいな紫電を足元から受けた。

 大量の電流の様な紫の稲光は黒いゴーレム達を足元から纏い、黒光りする全身をバチバチっと覆った。

 すると、彼等は感電した様に一斉に動きが停止した。顔面支配してる紅い片眼が、ブゥゥン……と、まるで機能停止したみたいに瞬時に灰色の眼に切り換わったんだ。彼等は整列している。清く正しくこの洞窟の隙間を埋めるかの様に横一列で隊列してる。そう、私達の行手を阻止するかの様にブロック塀みたいに。でも、彼等は瞬時に今迄怒り肩?だったのに、両肩をだら〜んとさせて明らかに脱力した感じになったんだ。でも、ゴーレム達の全身は紫の稲光で放電してる、、、。

 「な……何なのっ!?」

 私は驚いてそう言ったけど、それがグロームさんの力であり、更に2重攻撃だと知った。

 ゴーレム達の大軍の頭上から、落雷が雨の様に降り注いだんだ。

 ピカッ!と、、、この洞窟を目映く纏う。

わっ!私はタイラントの傍で目を瞑った、余りにも眩しい光が辺りを包んだから。でも、気になるから何とか目を細めつつその光景を観ようと薄目開けた。

 稲光……落雷を頭上から注がれるゴーレム達は隊列守ったまま立って居たんだけど、その黒光する全身は紫電の稲光に包まれていた。しかもその身体は光っていて何だか放電してる様にも視えた。

 バサッ……バサッ……

と、頭上から大きな翼を羽撃かせる様な音が聞こえた。

 はっ。として、、、見上げたらアトモーネスが全身に碧の光を放ちながら両翼を羽撃かせていた。

 しかも、彼女は御自慢の鶏冠……、碧の羽根で出来たそれ迄も光を放っていた。そして彼女は叫ぶ。

 「タイラント!ライムス!放て!己らの力をっ!!」

碧風(りょくふう)の神獣……いや?女帝アトモーネスが言うと、タイラントは、私の傍に居たのに大きな右足で地面を蹴って猪突猛進!あっとゆう間にライムスの傍に浮かんでいた。

 (な……なんか解んないけど……速っ!!)

 私はその迅速過ぎる行動に驚いてたんだけど……、2人は秒速で力を放っていた!

 「“大地の咆哮(グラディオス)”!!」

 「“樹氷の咆哮(パールシディア)”!!」

タイラントは宙に浮かびながら両手をゴーレム大軍に向けて、そう怒鳴っていて、、、更に樹氷の神獣ライムスは口元から氷纏う咆哮を放っていた。

 バサリ……バサリ……。

それを見たアトモーネスが羽撃きながらその嘴を開いた。

 「“碧風の咆哮(アネスクリュー)”!!」

 いちお、、、私の召喚獣……、や?最早、召喚獣の定義はゼロな彼等の神獣パワーは凄まじく……、、、何か説明出来ない程に目の前で兎に角、大爆発を起こしたーー。

 もう、、、効果音オンパレードで表現するなら、カッ!ドゴォォォン!バチバチ!うりゃ!てりゃ!まで行くかも。

 兎に角……目の前は何か物凄い事になってた!

 「うへぇ??なんスか……??コレ………。」

私は三者が放った力で吹き飛ばされ目の前から消えて行くゴーレム大軍に、、、もう眼が点であり、、、彼等の合成魔法なのか?解らないけど、なんかエゲない力に驚くしかなかった。

 風の力、樹氷の力、大地の力が混ざった“力”は破壊力がエグくて、グロームさんの放った力で停止したゴーレム達を消し去ったんだ。

 で…………、洞窟には何ら阻止する者が居なくなった……。

 「え…………と??ど………どうしますか??」

私は取り敢えず……近くに降りたアトモーネスに声を掛けた。

 バサリ。

と、、、女帝は神々しい碧の光放つ両翼を折畳みながら言った。

 「ん?進むしかあるまいて?その道を我等は作ったのだ。この地に蔓延る者共は消した、次層に向うしかあるまい?」

 ははは。と、、、私は軽く笑った。

 (や?あの大軍消せるアンタらはやっぱおっかねぇわ。)

 そう思いつつ、オケ。と、私は頷いた。

 「解った。」

 と。

 

 

  

 

 

   

   

   

 

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