38話
私はあなた方の笑顔があれば大丈夫です。
そしていつかはきっとカイルくんとあんな風になれたらいいなって思っています……。
リリィちゃんがんばってー
リリィちゃんの恋が実るように応援しよう
お姉ちゃん達で出来る限りの事はしたいよね
まずは、私達にできることは何があるのかみんなで考えよう
そして、みんなで一緒にお弁当を作って食べさせるのはどうかな?
「タクミおじさんが腕によりを掛けて美味しいお弁当作って差し上げますかね」
「タクミ姉ちゃん!」
「おおっとユリアちゃん私はお姉ちゃんじゃなくておじさんですよ」
「こんなに綺麗で可愛いおじさんなんていないの」
「あらあら困りましたね」
ユリアちゃんの頭を撫でて
「これからお弁当作りますからね」
「私もお手伝い!」
「そうですね。お弁当詰める時お願いね」
「はーい!!後でまた来るねタクミ姉ちゃん」
(はあ、仕方ないですね)
私にとってあの子も弟みたいで放って置けない存在になっていましたね。
こうして三人で頑張って作った料理は見た目はかなり悪くて不恰好なのですが味は結構良かったと思います。
私はその自信のある料理を早速持って行こうとした時……その時
「おっさーん!遊びに来たぜ!」
「あ!カイルくん!ちょうどいい所に運ぶの手伝ってください」
私は両手にいっぱいおかずを持ってる為手伝える余裕はない。
「ああ!もちろん手伝わせてもらうさ。でも一つだけ聞いて欲しい事があるんだけど……俺さ実はさっきからおっさんの事で頭が一杯でもう我慢できないんだ。だからここでキスさせて……いいよな?」
(な!?そんないきなりダメですよ……まだお風呂入ってないしカイル)
「いまはだめです!!」
「なら運んだあと」
「もう、仕方ないですね。はいはい運んだ後ですね」
「やったーおっさん運ぶね」
「はい」




