21/66
21話
陽が少し沈んできてきて部屋の窓から差し込む光が半分程になっていた。
ギルドへは6刻には案内してくれそうだったのだが私の想像以上に早くついたのだった、なんでも時間を持て余した領主様が趣味程度に道案内を買ってでてくれたらしいがやってくれることに文句は無かったので有難くお願いすることにしていた。
私は平屋についてかなりオーバースペックなものですねと感心した口で言っていたのだが彼はそれを笑いながら聞いていたのだ、そしてそんな私にこう告げるのだった。
「これも何かの縁でしょうし仲良くしていただきたいと思います」
などと言ってきたのだった……本当に良いお爺さんです。
リアーナさんは私から離れた後ベッドの上で枕を強く抱きしめながらもうずくまってしまったのだがそれを見ていたカイルさんが慌てていながらも同じように彼女から離れないようにしていた姿があまりにも真に迫っていたように見えましたのでつい笑いが零れてしまったのだ。




