20話
しかしこれは私が考えた作戦でもあるのでそんなカイルさんの反応には目をつぶり彼女に私は話しかけることにするのです。
「ええ、もっと親睦を深めておく必要があると思います」
(くくく、ちょいと大人げないですが釣りあげるとしますかね?)
等と若干ブラックなことを一瞬思ってしまいましたので私別にそんなに良い人間でもないのになにを期待してるんだか自分が恥ずかしい気持ちに一瞬なってしまいましたが本当に一瞬でしたので問題はないことでしょう。
それから私達三人はようやくは彼女のベッドの上に座ったまま真面目な話を始めたのでした。
「では例えばカイルさんには結婚に対する何かしらイメージがあったりしますかね?貴方はどのようなものをイメージしていましたか?」
私のその質問に答えてくれるまでに大分時間がかかったがカイルさんが勝手に考え納得できるくらいにまとまってからは素直に私も言葉にできるようになったと思います。
私がそれについて追求しなければいけないことを指摘しようと真剣な口調に戻したあと彼に告げるのだった。
「ではですね。例え話になると思いますが何故カイルさんが我々二人の距離を取るためにこのような方法を思いついたと思うのでしょうか?」
などと言って見せるのですが分からない様子だったので分かりやすく噛み砕くことにする私ですよ。
(なぜカイルさんがリアーナさんの隣に座ったのかその理由を今私が教えてあげましょう)
「何故貴方はリアーナさんの隣にわざわざ座ったというのでしょうか?それは決して貴方の思い人というわけではなくただ仲間だからというだけでもなく、貴方と彼女の関係上それしか選択肢はなかったのではないでしょうか」
私はそう問いかけていた。
(この作戦の一番の目的は彼女に自分の本心を気づかせることだったはず……ならば答えはもう出かかっていると思うから)
しかしカイルさんはなにがなんだかといった様子でしたから私は彼にも分かり易いように言葉を選びながら説明していこうかと思います。




