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独白形式掌編小説と物語詩置き場。  作者: 山下小枝子


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3/6

話し合ってもわかり合えないんだよ。

毒親設定の話かなと……。

まぁ、どこでも分かり合えない人はいますけど。


これは掌編小説なのか現代詩なのかポエムなのかどなたか詳しい方教えていただけると助かります。

 俺は中一の時に気づいた。

 

 いくら話し合ってもわかりあえない人間もいるということに。


 時間をかけて話し合えば……とかいうやつもいるが、いくら話し合ってもわかりあえない人間は存在する。だから戦争もなくらないんだ。とか、学校の帰り道に思ったりもした。


 それを教えてくれたのは、俺の母親だった。


 それからは母親と距離をおいた。

 だっていくら話してもわかりあえないし。


 人の気持ちを考えたり、妥協とか、譲り合いをして、人はわかりあえたり、大きな話になるが、戦争もなくすことができるんだと思う。


 でも、うちの母親はそれが無理、できない人だった。


 今、俺は部屋の外に出るのは必要最低限で、ほぼ家族とは関わらず生活している。

 そして、学校では普通の男子生徒を演じている。

 友達も、先生も、俺は普通の、平凡な生徒だと思ってるんだろうな。


 中学の進路相談で中卒で働きたいと言ったら、母親にその場で激怒された。

 あの人は大学まで行き、きちんとした会社員になってもらいたいらしい。

 

 俺は高校を卒業したら家を出ていこうと思う。

 大学で学びたいこともないし、あの家にいるより高卒で働いたほうが良い。

 

 まぁ、虐待やネグレクトよりは全然マシかも知れない。

 でも、人のつらさは比べるものじゃないから……その人がつらかったら、つらいでいいと、俺は思う。


 生まれる場所や、親は選べない。


 人は最初から、生まれたときから、平等なんかじゃないんだよ。


 おわり。

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