うん、理解したくないね
上手く書けるようになるにはどうしたら?
スッキリと爽やか、解放的。素晴らしい!何かに縛られないってこんなにも自由なんだと膀胱の呪縛から無事に解放された俺はまたさっきの広間に向かって歩いている。ちなみに背後には見張りなのか鎧のオッサンがくっついている。あ、トイレの中までは流石に付いてきてないよ?プライバシーは大切。オッサンは無口なのか話しかけてこない、かといって俺から話題を〜なんてする間柄でもないこの無言空間のまま地味に長く感じる時を経て俺は改めて王様達の居る広間に戻ってきた。
「間に合ったか?異世界の人」
「おかげさまで尊厳保って堂々と話を聞けますよ、ありがとさんですぅ」
王様は優しいのか俺の心配をしてくれたようだ、どうせなら他の人も心配しましたよ顔しても良いのよ?そんな残念な子ねみたいな顔して見てるけど。
「本題に入らせてもらうとしよう。異世界の人よ、何故ここに居るか教えよう。それはだな…」
「待った、理由ならなんとなく理解してる気がする」
「ほう」
周りが騒つくがこんな異世界へレッツゴーなんて大抵は…
「俺がここにいるのはどうせあんたらが神様やら女神様に神託とか受けた!とかでこの世界のピンチを救うのは異世界から人を召喚するしかないとかでそれで俺がピッタリ賞で召喚されたんだろ!どうだ、合ってるだろ」
「…まぁ、うむ当たっておるが何故わかる?女神様にお会いしたのか?この世界で勇者が魔王の力を手に入れてしまい、その力に飲み込まれ世界を手に入れようとしておる。
もうこの世のどんな強者も勝てぬ存在になってしまった。そして勇者と共に旅をした仲間や近隣の村などの人々もその強大な力を使い、人間と魔物の合成体を創造し勢力を拡大。このままだと人間は滅びてしまう、そしてこの状況を打破するのは異世界からの1人の人間と女神様はおっしゃってなだからお主を召喚したのじゃが…どうした?固まっておるが」
え?俺勇者になるとかそんなだと思ってたんだけど何?勇者が魔王の力を手に入れた?はぁ?最強の味方と最強の敵が合体して無敵誕生ですかそうですか…無理やんけ。こっちは戦力俺オンリーワンなのに向こう側合体パーティいるんでしょ?勝ち方教えてよ、俺平和な世界の住人よ?
「そういえば名を聞いてなかったな、教えてくれぬか異世界からの救世主よ」
イヤイヤ、俺やるって言ってないお家帰して…
「…水土 宝、普通の高校生。好きな事は自由に生きる事、嫌いな事は今の現実。王様に1つ言いたいんだけど俺やりたくないです!絶望しか見えないの俺。今まで平和に生きてきた奴に頼む難易度じゃないって、神託ミスだよコレ女神様寝ぼけて間違えたところに神託したんじゃね?てか…女神会いに来いよぉぉぉ!なんか能力くれよ!」
暴れ、取り乱した俺を周りの兵士の方々が取り押さえまだ話の続きをするまでに時間がかかるのはしょうがないことだと思う。
こっそりと王女様辺りから
「大丈夫なんでしょうか…」
と小声で聴こえたが、うん無理大丈夫じゃないですよ!だからお家帰してぇー




