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ハズレスキルが有能だったので辺境で領地改革するぞ  作者: まめ大福


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アシュトンのスキルが増えた

 アシュトンは疲れ切って動けない時の様な状態で1階の部屋に戻ろうと歩いていた。その横でむぎが寄り添う様に一緒に歩いていた。シルバーフェンリルは25番目の台座の所から離れなかった。台座の像は下半身しか残っていなかった。夕食の時間になったらダイニングに戻っていた。


 アシュトンは部屋に戻ってベッドに横になると睡魔に襲われて寝てしまった。むぎは聖堂というべき場所でスペクトラの像の前にいた。むぎは突然光に包まれて神域に来た。目の前にスペクトラ様とアグリコルセメ様がいた。

 スペクトラ「むぎさん、私の仲間を呼び出してくれてありがとう。」「消えかけていた儂を助けてくれて嬉しかった。」「えっ?スペクトラ様と先程の農業神様じゃないですか。」アグリコルセメ「儂の名前はアグリコルセメというのじゃ。」「失礼致しました。今後はアグリコルセメ様と呼ばせて頂きますね。」「好きに呼ぶがいい。」「むぎさんにお願いがあります。私達の仲間を復活させて貰えませんか。遥か昔にはみんなに力がありましたが、今は信仰心が薄れて来て信仰されてる者がごく僅かになってしまったのです。その僅かな者も徐々に力が失われて来てるのです。なので、どうかお願いします。」「えっ?そうなんですか?この世界は神を信仰していないのですか?」「そうじゃ、何事も当たり前の様に思っていて、儂らを敬う事を忘れているのじゃ。」「なので、私達の力の源である信仰心が薄れれば薄れるほどに比例して私達の力も弱まって消えかけているのです。どうか、助けて下さい。」

 クリエラトリス創造神「私からもお願いします。」「えっ?貴女様はアシュトンが見ていた創造神様ではないですか?」「そうですね。私は創造神クリエラトリスです。」「私に出来る事はしますね。」「むぎさん、この神殿の結界に入れる者が来たら守ってほしいのですが、大丈夫でしょうか?」「私は大丈夫ですが、アシュトンとシルバーフェンリルに聞いて良かったらそうしますね。」「どうか、お願いします。」「クリエラトリス様にお願いされたら訊かないとね。」と言うと、また光り出した。むぎは聖堂に戻っていた。


 夕食の時間になったら、地下からシルバーフェンリルがダイニングに戻って来た。アシュトンはまだ眠っているようだ。むぎは聖堂からダイニングに向かって歩き出していた。

 むぎがダイニングに着くと、シルバーフェンリルがむぎの所に来て夕食の催促をしていた。むぎはアシュトンを起こしに行った。

 アシュトンとむぎが厨房に来て、夕食の準備をしていた。むぎは魔獣肉でボアの肉を取り出していた。アシュトンが肉を焼き始めるとむぎはおにぎりを取り出していた。シルバーフェンリルがダイニングから厨房を覗いていた。

 肉も焼けておにぎりも準備出来たので、ダイニングで夕食を食べていた。

 むぎが「アシュトンとシルバーフェンリルに話があるんだ。食べながら聞いてね。」アシュトン「何だ?」「明日から、この神殿の結界をすり抜けて入れる者がいたら、この地で一緒に住む許可がほしいんだ。良いかなアシュトン。」アシュトン「この辺境に来る者がいるのか?」シルバーフェンリル「亜人でもいいのか?」むぎ「亜人っているの?」アシュトン「この世界だし亜人でもいいよ。ここの住人になるのならね。」この地に住むのなら誰でもいいみたいである。


 夕食を食べ終わると、部屋に戻って就寝していた。


 朝になって、朝食を食べているとアシュトンがガチャチケットが10枚になった事をむぎに伝えていた。朝食後にむぎにガチャを引いてもらう事になった。

 アシュトンが「毎食の食事が焼いただけの肉とおにぎりと水で何か変化が欲しくない?」「そうだね。飽きて来てるよね。」「我は生肉でなければ何でもいいぞ。」「ガチャで何か出たらいいね。」「そうだね。調味料とか酒とかね。」と食に関する些細な会話をしていた。朝食が終わると後片付けを済ましてからガチャを引く事になった。


 アシュトンがガチャスキルを発動させた。ガチャチケット10枚となっていたので、むぎが10枚のボタンを押してから、回していった。カプセルが11個出て来た。中身を確認すると、各種調味料∞、各種酒∞、各種鉱石∞、建築資材∞、エリクサー∞、鍛冶神、防御神、獣神、火の精霊王、魔力増大(MAX)、魔力回復(MAX)が出て来た。

 アシュトンがびっくりしていた。「むぎ、君がガチャを回すと何でこんな凄い物が出るんだ?」「やっぱり幸運値が高いからだろ。」と言いつつ、アシュトンに魔力増大(MAX)、魔力回復(MAX)を使ってもらった。むぎの収納には各種調味料∞、各種酒∞、各種鉱石∞、建築資材∞、エリクサー∞を収納した。残りの鍛冶神、防御神、獣神、火の精霊王はカードホルダーに収納した。


 アシュトンに魔力増大(MAX)、魔力回復(MAX)のスキルが加わったので、何でも出来そうであった。アシュトンがガチャを見るとチカチカと光っていた。この四角い物は調べてみるとメールボックスとなっていた。メールボックスをみると、「カプセルSSSを10個獲得でチケット10枚を差し上げます。」と書いてあった。ガチャチケットが10枚になっていた。


 アシュトンのスキルが増えた事で今まで出来なかった事が出来るかもと思ったので試すために外に出て、家が建っていたであろう所に行って、むぎが必要な建築資材を大量に収納から出した。アシュトンの建築スキルで前回失敗に終わった屋敷の再現をしてみる事にした。早速、アシュトンが建築スキルで屋敷の外観内観でなるべく詳細に頭の中でイメージして建築スキルで建てたら、今度は見事に完成した。この屋敷はフラジリアン侯爵家の屋敷をそのまま再現したので、細かい設備はないので、むぎが持っているシステムキッチン、高級ベッド一式、システムバスユニットを配置した。これでとりあえずは住める状態になった。

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