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ハズレスキルが有能だったので辺境で領地改革するぞ  作者: まめ大福


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神殿の地下1階に創造神の像があった

 むぎがアシュトンにチケット枚数がどれだけあるのか聞いた。「ねぇねぇ、アシュトン。今のガチャチケットって何枚あるの?」「8枚だよ。」「このチケットって何かしらの制限があるの?」「制限というか毎日2枚ずつ配布されるのと、何かのクエストを達成した時も貰えていたよ。」「そうなんだ。今まで何のクエストを達成したの?」「確かねぇ、初めてガチャをした時と10連ガチャを引いた時にチケットを貰えたよ。」

 初めてガチャをした時と10連ガチャを引いた時かぁ。何もしなくても時間が来たら2枚配布されるのかなぁ?毎日ガチャをしなくてもいいからスキルを発動させないとダメとか、何かありそうな気がする。このまま、明日になってガチャを見ればチケット枚数が10枚になるから、10連ガチャを引けるけど、アシュトンに引くか確認しないとな。


 夕食を食べ終えて、シルバーフェンリルはそのままダイニングで寝ていた。アシュトンとむぎは自分の部屋に戻って就寝していた。

 1人と2匹はそのまま朝まで寝ていた。朝になって、お腹が空いたのでシルバーフェンリルがむぎの部屋の前で待っていた。むぎは何かの気配を感じて飛び起きて部屋の入り口に行くと何かの気配があったのでゆっくりと廊下をみるとそこにはシルバーフェンリルがいた。むぎとシルバーフェンリルはダイニングに戻りアシュトンが起きて来るのを待っていた。

 アシュトンが厨房にやって来ると、早速料理の準備としてむぎが鶏肉のもも肉を大量に取り出した。その量をアシュトンが見て驚いていた。むぎは鶏肉を出してから直ぐにおにぎりも収納から取り出していた。おにぎりもこれでもかという程大量に出していた。この大量の鶏肉とおにぎりの大半をシルバーフェンリルが食べていたのであった。


 朝食後はダイニングで1人と2匹はのんびりと過ごしていた。アシュトンはこの地に来た時に食料をどうしようと悩んでいたのに、むぎに会ってガチャを引いてから食料に悩む必要が無くなっていた。それはむぎも一緒だった。


 アシュトンはガチャを見るとチケット枚数が10枚になっていた。「むぎ、ガチャチケットが10枚になってるよ。10連ガチャを引くの?」「何か必要な物が出来たらその時に引いた方がいいのかなぁ?」「どうだろうね。でも先に引いて備えるのもいいよね。」というと悩んでいた。


 アシュトン達は地下1階にある台座の所に向かっていた。何故向かっていたのかというと神殿に入って中央に時の女神スペクトラの像が祭られているが、その両側にも像が祭られる用の台座が2個あったので、その台座に祭られる像が地下1階にあるかもとアシュトンが言うので、地下1階に行ってみようとなったのである。

 地下1階に着くと、台座が108あるらしいが壊れていない像が1割もなかった。アシュトンが壊れていない像の所に行ってその像を見た。その像はクリエラトリス創造神像であった。他の像で辛うじて判別出来る像は7体あった。アシュトンが知っている神は創造神とルコメルス商業神の2神だったが、ルコメルスの像もあったが、片腕が壊れていた。この神殿にある神像で分からない像が99体もある。そういえば、アシュトンのカードホルダーに農業神があるが、この中の壊れていない像の中にあるのだろうか。

 アシュトンがカードホルダーから農業神のカードを召喚した。


 アグリコルセメ農業神「誰じゃ、儂を呼び出したのは?」アシュトンが「私です。突然すみません。」「其方か、こんな所で儂を呼び出して何を考えているんだ?儂を呼び出すんなら土のある所で呼び出さんか。まったく。」「すみません。この像の中に農業神様がいるのか分からなかったもので…」「ほれ、これが儂じゃ。」と言って瓦礫の中から農業神の像が現れた。アシュトンは農業神の像を台座に設置したら、アグリコルセメが光だした。「おお、力が戻りつつある。嬉しいのぉ。」

 アシュトンはこの台座に残っている像の神はこの世界で崇められている神なのではと思った。


 アグリコルセメ「今なら、緑の精霊王と一緒に恵み豊かな地が作れそうだ。」「えっ?今のこの大地ではダメなのですか?」「この地はやせ細っているから、何を育てようとしても何も育たないぞ。」「そうなんですね。」

 アシュトンはカードホルダーに緑の精霊王もあった事を思い出したが、今出して大地を豊かにしてもどうしようもないので止めた。

 アグリコルセメを召喚しつづけるには魔力が足りないので、突然カードに戻ってしまった。


 アシュトンは農業神が突然カードに戻ってびっくりしていた。むぎはアシュトンに魔力量をもっと増やす事をした方がいいと忠告していた。魔力量を増やすには魔力を極力使い切り魔力を戻す時に魔力が増えるので、何度も繰り返して魔力を増やすしかない。

 残りの像は何の神か知らないが有名な神なんだと思う。

 アシュトンは身体が重く感じていた。立っているのも辛い状態であった。むぎがアシュトンを見て、魔力が枯渇しかかっている事を知るとこの前と同じ様に魔力譲渡をした。そうすると、アシュトンの状態が少し良くなった。後は自然回復をするしかなかった。むぎが加減をしないで魔力譲渡をすると魔力過多になってアシュトンが死んでしまう可能性もあるので魔力譲渡をする時は魔力過多にならない様に少しだけ譲渡をする事にしていた。

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