↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ハズレスキルが有能だったので辺境で領地改革するぞ  作者: まめ大福


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
5/29

シルバーフェンリルを助けたら着いて来た

 昼食を厨房で作ると言っても、肉を焼くだけなんだけど、むぎがどの肉にしようかと収納の中身を見ながら悩んでいると、アシュトンが「今朝食べた肉がいい。」と言うので収納から豚肉を取り出した。その豚肉をアシュトンが焼き始めた。肉を焼いてる傍からむぎは収納からおにぎりを取り出していた。朝と同じメニューだがアシュトンは喜んで食べていた。


 昼食後にアシュトンとむぎは外に行こうと言っていたので、教会正面の扉から出て行った。教会から村までは石畳で道が出来ていたが、随分と時間が過ぎていたので土に隠れてしまっていた。村まで来たが、誰も居なさそうだったし、建物も壊れていて建物に見えない状態であった。神殿は石で出来ていたが、この村の建物は土?煉瓦?で出来てる物と木で出来てる物があったようだ。「アシュトンさんがいた都市の建物は何で出来てるんですか?」「家は煉瓦で出来てるよ。」「そうなんですね。この村はいろんな形態の家が建っていたみたいだね。」「何でそう思うんですか?」「だって、その辺にある建物だけど、土で出来てる物や煉瓦で出来てる物それに木で出来てる物があるからね。」「見ただけで分かるんですね。私には分からないです。」とアシュトンが素直に驚いていた。

 むぎは前世の記憶があるからそういった事が分かるだけである。

 

 アシュトンとむぎは村の入り口まで来たが、村の入り口には石柱があってそこにラポルトゥデュタンと書いてあるが多分だが村の名前だと思う。むぎには理解出来ない名前だったが、アシュトンも分からなかった。

 この村には現在いるのはアシュトンとむぎだけであった。本来なら強い魔物がいるはずの地区だが、何もいない。そういえば、アシュトンを送ってくれた馬車も魔物に遭遇しないでここまで来れていたが、なんでだろう?


 その頃、アシュトンを送り届けた馬車はどうなっているかというと、アシュトンを送り届けた次の日に魔物に襲われていた。馬車は魔物に破壊され馬と人は殺され食われていた。馬車の一部だけが破壊されずにいた。その場所にあったのは強力な魔物除けの魔道具だった。魔道具の効果が切れて魔物に襲われたんだと思う。

 侯爵はアシュトンを亡き者にしようとしていた様であった。


 アシュトンは村の中を探索し、むぎは反対側の森の中を探索しに分担して探索を始めていた。アシュトンは村であろう場所の状態を細かく把握するために廃墟を見て回っていた。むぎは森に入って、森の中を探索魔法サーチを使って探索をしていた。丁度、神殿を起点として考えて村とちょうど反対側に生存反応があったので、そこに向かって行った。


 むぎが生存反応のあった所に行くと、魔獣が倒れていた。大怪我をしていたが、周りには魔物の死骸が横たわっていた。むぎが魔獣の傍に行くと魔獣が目を開けてむぎに威嚇をしていたが、むぎは何も考えずに上級回復魔法シャインヒーリングをかけて怪我を治してしまった。むぎが「もう大丈夫だよ。怪我は治ってると思うよ。」魔獣が「我を助けてくれてありがとう。我はシルバーフェンリル。良ければこの身を預けたい。」「えっ?シルバーフェンリル?フェンリルって聖獣みたいな存在?何でこんな所で怪我してたんだろ?」「この地に巨大な魔力が発生したので見に来たがその時に油断して魔獣に襲われて怪我をしたのだ。」「そうだったんだ。」「其方に助けられたので恩を返したいのだ。」と言って何処へも行こうとしないでむぎを見つめていた。

 むぎが歩き出すとシルバーフェンリルも後を付いて来た。そういえば、シルバーフェンリルが言っていた大きな魔力は多分むぎの事だと思う。


 むぎが再度、探索魔法サーチを使うが何も反応が無かったので、アシュトンの所に向かった。

 アシュトンはむぎの後ろにいるシルバーフェンリルを見て驚いていた。「むぎ、その後ろにいる魔獣?はどうしたの?」「森で怪我をしている所を治したら付いて来た。」「我はこの先にある森を守護するシルバーフェンリルである。先程、このケットシーに助けて貰ったので恩を返すまで一緒に行動したいんだ。」アシュトン「えっ?むぎはケットシーなのか?それにシルバーフェンリルが一緒に住むの?」「私がケットシーって言ってなかったっけ。」「聞いて無いよ。そういえば、普通の猫が会話するはずが無いのにこんな辺境だと猫も会話するのかと思ってたのが間違いだったんだ。」


 むぎが「アシュトンさん、この村って砂?土まみれなんだね。」「そうなんだ。だから、元の村がどんな風になってるか分からないんだ。」

 シルバーフェンリル「我の風魔法で吹き飛ばしてみるか?」「吹き飛ばせられるの?」」「任せろ。」と言って上級風魔法トルネードを唱えて周りの砂や土を上空に吹き飛ばした。元あった石畳や建物の基礎等が砂や土から出て来た。

 アシュトン「この村の規模がこれで分かるね。」むぎが「アシュトンさんの建築スキルってどんな感じなの?」「建築スキルがあるけど、どうすればいいのか分からないんだよね。」「建築資材が必要なのか無くても建てられるのか検証するのもいいかもね。」「それじゃ、思い浮かぶ建物をスキルで建てられるかしてみるね。」と言ってアシュトンが住んでいた屋敷全体と内部を思い浮かべて建築と唱えてみたら、目の前に屋敷が出来上がっていなくて入り口の扉の部分だけが建っていた。それと同時にその場にアシュトンが倒れた。むぎが咄嗟に魔力譲渡魔法を使ってアシュトンに微量の魔力を譲渡した。アシュトンは数分で目を覚ました。

 アシュトンの魔力が少なく建築スキルを使えない事が判明した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。