アシュトンとむぎの出会い
アシュトンは猫に話しかけてみた。「猫さん、ここはあなたの住処なんですか?」猫「あなたは誰ですか?」
アシュトンは戸惑っていた。猫がしゃべると思っていなかったのであるが、「私はアシュトンといいます。あなたの名前は何ですか?」「私は館野建樹といいます。」「えっ?」アシュトンは猫なのに貴族みたいに家名があるのかと驚いていたが、聞いた事も無い名前だったのでうろたえていた。
建樹「私の名前が呼びにくいのであれば何かいい名前をつけて下さい。」「私が名付けていいのですか。」「この世界の名前をつけて下さいね。」
アシュトンはこの世界という言い回しと聞きなれない名前で「時を渡りし人」と思ったので「そうですね。茶虎なのでむぎはどうですか?」「むぎですか。それで大丈夫です。」
むぎ「アシュトンさん、つかぬ事をお聞きしますが、食料は持っていますか?」アシュトンはここに着く直前に持って来ていた干し肉を全て食べていて、手持ちに何もなかった。「むぎさん、すみません。何も持って無いんです。すみません。」「そうですか、ここには水はあるのですが、食料が何も無いので困っていたんです。」「そうなんですか。それは困りましたね。」と2人共食料が無くて考え込んだ。
むぎは「アシュトンさんは何かしらのスキルを持っているんですか?」「私のスキルはハズレスキルと言われているガチャです。」「そのガチャはガチャガチャの事ですか?」「むぎさんはガチャの事を知っているんですか?」「よく知っていますよ。そのガチャは引けるのですか?」「引けますよ。10連が1回引けますよ。」「もし良ければ私が引いてもいいですか?」「このガチャは多分ですが、私しか引けないかと思います。」といいながら、アシュトンはガチャを目の前に出したみたがむぎ「そうそう、これがガチャガチャだね。」といい始めた。
アシュトンは「このガチャが見えているんですか?」「見えてるよ。10連ガチャを回していいの?」「回せるのならどうぞ。」というとむぎがガチャの10回のボタンを押してから、ガチャガチャを回し始めた。次々とカプセルが出て11個のカプセルが出た。
アシュトンが1個ずつカプセルを開封していった。中身はおにぎり∞、肉∞、農業神、緑の精霊王、建築スキル(MAX)、回復魔法(MAX)、神龍バハムート、陸神獣ベヒモス、システムキッチン∞、高級ベッド一式∞、システムバスユニット∞がカプセルからカードが出て来た。アシュトンは何が出たのか分かっていなかった。むぎが何も言わずにおにぎり∞、肉∞、システムキッチン∞、高級ベッド一式∞、システムバスユニット∞のカードを収納の中でカードを使っていた。むぎの収納内でおにぎり∞、肉は魔物肉・鳥肉・牛肉・豚肉が各∞、システムキッチン∞、高級ベッド一式∞、システムバスユニット∞が現物化していた。
アシュトンが我に返ってむぎに聞いた。「何個かのカードが無くなってるけどどうしたの?」「無くなってるカードは全て私の収納に入ってるから心配しないでね。残りのカードはアシュトンが使ってね。」「農業神、緑の精霊王、建築スキル(MAX)、回復魔法(MAX)、神龍バハムート、陸神獣ベヒモスを私が使ってもいいの?」「いいけど、具現化するなら建築スキル(MAX)、回復魔法(MAX)の2つだけにした方がいいよ。」「分かった。その2つのカードを使うよ。」と言って手にしたら、カードが消えた。アシュトンのスキルが増えていた。
アシュトンが「残りの4つのカードはどうするの?」「多分だけど、その4つのカードは召喚カードだと思うから、必要な時だけ呼び出して、用が済んだら戻ってくれると思うよ。」「このカードはどうしたらいいの?」「カードホルダーっていうの、無いの?」アシュトンが探していたら、腰にカードホルダーがあった。「もしかして、これの事なの?」「そうそう、それに収納して、必要な時に呼び出せばいいと思うよ。」「むぎは何でも知っているんだね。」「私には大賢者の知恵っていう何でも教えてくれる物があるんだ。」この大賢者の知恵はチートスキルだった。
アシュトンがむぎにこの神殿の事を聞いたら、むぎはこの神殿には知らないうちにここにいた事を聞いた。この内部は全てを見て理解をしていないという事も確認していた。神殿の正面から入った所にはその神殿で祭っている神の像があると聞いた。この神殿は時の女神を祭っている神殿だった。後は、厨房と隣接する部屋は食堂?と複数の部屋があった事を聞いていた。この神殿は2階建てで地下もありそうな作りだとも聞いていた。
むぎは先程のガチャで手に入れた物を部屋や厨房に行って設置しようとしていた。アシュトンはむぎに着いて行って様子を見ていた。先ずは厨房に行って、使わない厨房設備を収納して代わりにシステムキッチンを取り出して設置していた。次は各部屋に行って、高級ベッド一式とシステムバスユニットを設置していった。
むぎ「これで、ここを中心として生活はやっていける。」と喜んでいた。アシュトンは何故むぎが喜んでいるのか不思議に思っていた。むぎが取り出した物の殆どが知らない物であった。
むぎがアシュトンにお願いをしていた。「アシュトン、すまないが厨房に行って、肉を焼いてくれないか。」「焼くだけでいいのか?」「だって、調味料がまだ無いからそのまま焼いてくれる?」「分かった。」と言って、厨房に行くと、むぎは収納から鶏肉を取り出した。アシュトンは鶏肉を焼いていると、むぎが収納からおにぎりを取り出していた。肉が焼けたら、おにぎりと一緒に食べると、アシュトンは美味しくてびっくりしていた。むぎは味気ない鶏肉を我慢しながらおにぎりと一緒に食べていた。アシュトンは食事が終わると部屋に戻ってベッドに横になると睡魔に襲われて知らないうちに眠っていた。




