ドワーフはエルダードワーフだった
ギャランが出して来た鉱石を見て驚いていた。「この鉱石はもしかして貴重なオリハルコンとアダマンタイトではないか。それにこのヒヒイロカネは幻の鉱石と言われる鉱石じゃないですか。何でこんな所にあるんですか?」「そんなに珍しい鉱石なんですか?」「珍しいだけじゃないですよ。これらの鉱石を使ってもいいのですか?」と目を輝かせていた。
むぎにしてみたら、ガチャで手に入れた鉱石なので普通の鉱石と思っていた。
むぎはギャランを鑑定してみた。
氏名 ギャラン
年齢 125
種族 エルダードワーフ族
スキル 鍛冶(上級)、火魔法(上級)、収納(小)
パッシブスキル 無し
加護 無し
備考 大酒飲み。酒と貴重な鉱石に目が無い。
エルダードワーフってドワーフじゃないの?それに鍛冶スキルあるけど、誰も道具を持っていないけどいいのかな?
アシュトンがギャランに話しかけた。「住む所だけど普通の家でいいの?ドワーフだから鍛冶工房も必要?」「鍛冶工房も作ってくれるのか。それは助かる。住む家は何でもいいぞ。」「そうなんですね。とりあえず10棟を建てるのでそこに住んでくれますか。」「それはありがたい。」というと、むぎは建築資材を収納から出した。アシュトンはその建築資材を使って建築スキルで10棟の家を建てた。アシュトンの魔力がまだ大丈夫そうなので、鍛冶工房も作ろうとしたが、どんな工房がいいのかギャランに聞いていた。「工房は出来るだけ使いやすく打てる窯を3つはほしい。」「そうなんですね。」といいながらアシュトンは悩んでいた。鍛冶工房を見た事がなかったので、どんな風に作ればいいのか分からなかった。
むぎがアシュトンに「カードホルダーに鍛冶神があるから召喚して、最適な作り方を聞いて作ったらいいのでは?」「それはいい考えだ。」と言って、アシュトンはカードホルダーから鍛冶神を取り出し召喚した。「我を呼んだのは其方か。」「鍛冶神様、つかぬ事をお聞きしますが、ヒヒイロカネを加工する為の鍛冶工房を作りたいのですが、作り方を教えていただけますか。」「それなら任せろ。場所はここでいいのか?それとこの工房を使うのは何人だ?」「貴方様はフォルジュロン様ではありませんか。私達の工房を作ってくれるのですか。ありがとうございます。全員で7人です。」「そこにいるのはエルダードワーフのギャランではないか。其方の工房か。では、そこにある資材を使って作ってやろう。」というと、あっという間に工房が出来上がっていた。「我はもう帰るからな。」と言って戻って行った。その頃神殿の鍛冶神の像が元の姿になっていた。
ギャラン達の目の前に鍛冶神が現れた事に信仰心が甦った。
ギャラン達はフォルジュロンが作った工房を見て、鍛冶の為の工房が出来上がっていた。鍛冶神であるフォルジュロン直々に作った工房なので、高品質の武器武具等が出来上がるのが目に見えていた。
ギャランは早々に窯に火を入れて収納から鍛冶に使う道具を取り出して、ミスリルと魔晶石を使って剣を製造してみた。ミスリルと魔晶石に直ぐ火が入り打ち込みを入れ始め何度も何度も打ち込み段々と剣の形にしていき数時間で研ぐ前の剣が出来た。その剣を研ぎ始めると同時に鞘も作り始めた。そうして出来た剣。剣ランクAでいろんな属性の魔力を込める事が出来る。ギャランは今までの中で最高ランクの剣が出来た。初めての工房でこんなすごい剣を打てた事が驚きだった。
この鍛冶工房の建造に関してはアシュトンは魔力を使っただけであった。でも、今後はアシュトンの建築スキルでもこれと同じ工房が建てられるのであった。10棟の中はむぎがいつもの様にシステムキッチンと高級ベッド一式とシステムバスユニットを設置していた。鍛冶工房の倉庫にはむぎが鉱石を各種置けるだけの鉱石を取り出していた。
ギャラン達はとっても使いやすく最高の工房を手に入れた。
アシュトンとむぎは、暗黒大陸には普通の種族がいなくて、伝説級の種族がいると考え始めた。だが、暗黒大陸にはどれだけの種族が住んでいるのだろう。エンシャントエルフとエルダードワーフ以外の種族がいるのなら会ってみたいと思い始めた。
むぎはギャラン達に家の設備についての使い方の説明をしていた。システムキッチンとシステムバスユニットの使い方が分からないと思って教えていた。この2つのシステムは異世界の物なので、いろいろ教えていた。使い方が分かるとすごく便利な物だった。
夜になって、むぎがギャランの家に行き、みんなの食材を届けに来た。その時にこの世界でのお酒を知らないので、ガチャで手に入れた各種酒の中からビールとワインをセットにして届けた。ギャラン達はすごく喜んでいた。丁度、持ってきていた酒が無くなってどうしようと思っていた所にビールとワインが来たので喜んでいた。エルダードワーフの女性陣3人が野菜が無いと騒いでいた。今日のところはおにぎりで許してもらった。
むぎは神殿に戻りアシュトンと話をしていた。「アシュトン、明日は畑を作らないか?」「どうしたんだい。」「エルダードワーフの女性陣から野菜が欲しい。と言われたんだ。」「それで、畑か。分かった。」と明日は畑作りをする事になった。




