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毎日更新を目指してたのですけど。
書けてなくて遅れたりするので、二日に一度にします。
代わりに文字数を三千に……出来たらいいなぁ
そしてできた時間で前から考えてた能力系の書きます。
「……どこだよ」
そんなことしか言うことがない、いやそれ以外に言えることがない、の方が今の状況にはピッタリだ。
そして俺は今、とても焦っている。
何故こんなところにいる? 皆はどこに行った?
まあ考えても、知らないものは答えの出しようがないと俺は思う。
とりあえずは第一に帰ることを考えねばなるまい。
改めて周りを見回してみるが方向も何も分からないし、木の向こう側にはまた木が見えるだけで森の切れ目も見えなければ、道なんてものもない。
そう言えば、初めてこの世界に来た時も似た感じだったな。
あの時との違いは、武器と経験がある事だろう。
やはり一番のチートは道具だと思います。
いや、チートって確か、騙すとか不正って意味だったような。
そう考えると凄い力が簡単に貰えるのってチートだよな、羨ましいな。
つまり道具様は冤罪だ! 人類の叡智が詰まってるんだぞ!
俺はいったい誰に文句を言っているのか、誰かのチートへの恨みが炸裂したのかもしれない。
それはさておき、山で慣れているので、森の中でも軽い身のこなしで進んでゆく。
「ふむ、まったく何も見当たらない、こういう時こそ黙ると心が暗くなるので喋るべきなのだ、それに誰か居たら気づいてもらえて一石二鳥!」
ただし注意しなくてはいけない事がある、この方法には時間制限があって時間が経つと、より寂しくなる。
もうどれくらい歩いたことだろう。さすがに長時間も木に囲まれていると逆に腹が立ってきた。
森は酸素がキレイだなァ、なんて感じる余裕もないし、そんなことを言っている奴が居たら、遭難の恐ろしさを知るがよい。とでも言ってやる。
そうして感情で動いていたおかげか、いつの間にか覚えのある所が見えてきた。
そうだ、思い出した。腹痛に襲われたから山に入ったんだった。
この木々についた傷跡、帰り道が分かるように唯一持ってきた鍬で穴を開けながら行ったんだった。
そうと分かれば、この穴の続いている方へいけば……見えた!
木は途切れて寝泊まりした場所が見えてきた。
が、誰もいなかった。
――アリウス視点
既に荷物を片付けて出発の準備をしています。なのにヨモが居ません。
「あのガキ、本当どこ行きやがったんだ?」
「たぶんですけど、森に入って迷ってると思います」
「仕方がないな、先に行くか」
「え、探さないんですか」
「俺らは商人の護衛だからな、ガキを優先できねぇよ。嬢ちゃんはどうする」
「……入れ違いになったら危険ですので、目的地は同じだから先に行きます」
本当は探してあげたいけど、地味にヨモは強いから大丈夫だと思う。
だってあの魅角鹿を一人で倒せるんだから。
アイツを倒すには囮役を魅了させて、その間に魅了されてない人が攻撃するのが普通なのに。
思考もできずに引き寄せられるだけの魅了を受けて、ヨモは普通に攻撃したらしいからね。
前から思っていたけど、ヨモは魔法が全く使えないせいか、魔法の影響も少ないようだわ。
だから魔法を使うような魔物が居ても大丈夫なはず。
だから先に行って私も、再開したときに強くなってて驚かせてやる。
――視点回帰
そんな……置いていかれた……。
捨てられた俺はどうしたらいいのでしょうか。
いや、何か理由があるに違いない。
どちらにしても追いかけないことには何も変わらないのだ。
幸い、この道を進めば遺跡都市に続いていていると言っていたし。
この当たりは都市が近いので盗賊も出ないと聞いた。
なら安心して行くとしよう。
一人で寂しいせいか、胸がキュッとする感覚に襲われながらも歩いていると、感覚が鋭くなってくる気がする。
今なら木の強い匂いがはっきりと分かるし、その匂いのおかげか、荒れた心も癒される感じだ。
「ァァァァ」
「いま悲鳴が聞こえたような」
行ってみるべきか、身の安全を優先するべきか。
よし、女の子の声だったから見に行こう。
そして可愛いくて、俺に解決できる状況なら助ける。
それ以外なら見捨てる。
そんな俺のことを外道なり畜生なり鬼畜……は嫌かな。
まぁ、なんとでも好きに言うがいい。
だって死にたくないのだ。自己犠牲なんてクソくらえって思います。
どうやら声は森の方から聞こえてきたようだ。
抜き足差し足忍び足。そう言えば、抜くとか差すとか尖ってそうな言い方だけど、爪先で歩くことを言うからだそうです。
つまり忍び足の極致はバレエということかな。
あの人たちのつま先立ち見てたら、凄いを通り越して怖いって思うもん。
しかも、それで普通に歩けるんだから、あれで暗殺とかに来られたら気づかない自信しかない。
俺も、なんとか脚! とか技名を叫ばれて抜き足刺し足されるかもしれない。
閑話休題
悲鳴が近くなってきました。
「ギャアアア!」
うーん、あれは女の子のしていい悲鳴じゃないと思う。
どちらかと言うと、悲鳴じゃなくて絶叫とか叫喚とか。
少なくとも叫び声は可愛くない。
でも見た目は可愛いので……助けるか。
漢字とっても便利なのよぉ
魔物の名前はモン〇ン方式で行こうと思います。じゃないと忘れるし。
そして主人公が弱いと物語が底辺だけで終わらざる得ない。
なのでリアリティは下がりますが、泣く泣く主人公が強い設定を入れるしかねぇ。




