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スマホの新しいゲームアプリが沢山でていたので、リセマラに奮闘してたら書く時間がありませんでした。


なので更新が一日空きました、申し訳ねぇです。

 すでに雪はなくなって、新しく花が咲き乱れる。

 今日は日差し照りつける冒険日和。


 なんて冒頭で、始まるものとばかり思っていたのに、目的地を決めていないので準備を終えた後、アリウスちゃんとの話し合いである。


「やっぱり最初は小さな村から、大きな町へと渡り、いずれ王都へ」

「行き先は遺跡都市ね」

「……いきなり都市?」


 たった今、テンプレを否定された気がする。


「そもそも村なんて行ってなにするの?」

「いやまずは小さな所から力をつけて大きな――」

「村は人が暮らしてるだけだから、特産品くらいしか見るものないわよ」

「新たなる仲間との出会いとか」

「村人を連れてどうするのよ」

「…………」


 えぇ言い負けましたとも。


 そうこうして、夢見る子供に向けるような目で見られながらも、涙を浮かべて大人しく説明を聞き続ける。


 まずは遺跡都市から、遺跡には2種類あるらしい。

 試練の塔と呼ばれる、魔物を倒し登っていくもの。

 古代の建築物で、当時の資料や道具が保管されているもの。


 今まで遺跡イコール魔物と思っていたのだが、魔物は肉体を進化させる為の試練であり、日常から魔物と暮らしていた訳では無いらしい。


 建築物の方は国と探索者組合が管理していて、試練の塔は組合が探索者に開放しているのだとか。


 そして試練の塔には多くの探索者が集まり、探索者を相手に商人が集まり、建物が試練の塔を囲むように出来たのが、今回行く遺跡都市ということとらしいのだ。


「アリウスちゃん、そんな魔物が出るところに住んで大丈夫なの?」

「魔物は試練の為にいるからね、出て来たりしないわよ」

「なら塔の外に魔物を率いて人間に仇なす魔王とか言うの居ない?」

「魔王? 魔物だって生き物よ、生態系が壊れることはしないわよ」


 えっ俺に使命とか、この世界に来た意味とか…………はい。この世界は、ほのぼの系(?)冒険譚のようです。


 人は誰しも自分が特別だと思いたいものである、だから探索者なんて危険を冒して夢を見る。特別であるために何かを得ようとする人は誰しも探索者なのだ。


「ヨモ? ……ものすごい顔してるけど大丈夫?」

「大丈夫さ、私は使命もないモブだと気づいたのさ」

「モ、モブ?」


 アリウスちゃんが心配しているけど問題はない、私の使命はこの世界に骨を埋める事と理解した。


「ヨモ、ダメよ今あなた何だか諦めた目をしているわ」

「気にしないでくれアリウスちゃん、私は正常だ」

「まず、ずっと一緒にいるのに、なんで未だにちゃん付けなのよ」

「えっ」


 おっと? もしかして今まで彼女なんていた事も、気安い女友達なんて空想上の生き物を観測したことがない、この俺にチャンスが来たのでは?


 行動とは心から生じて、心とは欲によって動く、つまり女の子と出会いのある俺は主人公。


 今は夜である。なんだか夜の独特なテンションな気がしなくもないが、バルトリウスさんは寝静まり、俺の部屋でアリウスちゃんと話し合っている状況。


 この手を逃すはずもなく!


「……アリウス」

「ええ、何故か正気に戻ってるわね、ヨモ」


 よし、つかみは成功した……はず。

 次はベッドの確認、毛布をかぶってみておかしな所はない。枕に頭を乗せて寝心地もよし。


「もう寝るの? 明日は早いしね、おやすみなさい」

「ああ、おやすみ」


 あっ……おやすみじゃねえよ。

 まったく焦りすぎたぜ……仕方ない寝るとするか。

 おかしいな、枕が冷たいや。


 思い返せば、この世界にも慣れてきたものだ、最初こそ生きることに必死だったけれど、今では旅に出る余裕まで出てきた。

 だからこそ見えてくるものもあった。

 生きる目的がない、俺は使命なんて大層なものも無ければ、世界は危機でもなかった。

 だけどこの世界でいつか死んで終わりというのは、とても寂しくて何かを残したいと思ってしまう。


 俺のしたい事はなんだろう。それが無いから異世界と言えばなんてテンプレに頼っていたけど、この世界だって独自に進んでいるのだから、想像上の異世界常識なんて通じなかった。


 だけど異世界だからこそ、したいこともある。

 ハーレムなんてとても憧れる。何人ものに愛されたいなんて誠実じゃない、元の世界ならそう言ってたかもしれない。でもいきなり未知の世界に来て、人がいて安心して、すると次は自分の居場所が欲しくなる。

 だれも俺を疑わない元の世界じゃ一人の大切な人で十分だったかもしれないけど、この世界から見ると俺は異物だから、多くに愛されて俺が必要だと頼られたい。じゃないと不安で存在する事がいけないような気がしてくる。


 この不安を知っててしまったら、もう異世界のハーレム野郎をバカに出来ないな。


 暗い中で一人考えていると、どうしても暗いことばかり考えてしまう。

 なので、そんな考えがこれ以上出てこないように目をつぶる。


 俺は何がしたいのか、とりあえず目的を探す事を目的にしよう。

一日書かないだけで調子でなくて、それこそ夜のテンションで書いたので、後で直す可能性があるかもしれない。

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