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空間の賢者と勇者に選ばれし魔王  作者: 砂糖キビ
第一章始まりの旅偏
56/60

第五十六話 亜神VS聖騎士

 最近は中々物語が思いつきません。

 頑張って週に三回は投稿したいのに⋯

(ハア、ハア、後もう少し)

 ルシリアの広範囲神聖魔法が完成しようとしていた。それを亜神が頑張って阻止しようと走っていた。

(ヤバい早く止めないと)

 その時亜神の頭に斧が振り下ろされる。

ドゴン あたり一面が多少揺れる

「うむ、当たらんか」

 斧を振り下ろしたのはガンダルだ。

「ッーーーーー、あっぶねえ〜。死ぬかと思った。クソッ、俺はタイマンに向いてねえのに」

 危機一髪逃れた亜神は急に現れた敵を見て忌々しそうに睨む。

「そうか。なら亜神相手でも今のお前なら、俺でも倒せそうだな」

 ガンダルは亜神を挑発した。

「ふざけんなよ。例え得意ではなくても、劣等種に負けるわけ無いだろう」

「そうか?だが、今の俺はすこぶる調子がいい。なんだろうな。次の段階に進めそうな気がするんだ」


数分前

「北35℃に亜神が来きます。ガンダル、対処してください」

 グレイノアがガンダルに指示する。

「亜神!?そりゃ無理だ。魔神でもギリ勝てるかどうか」

 ガンダルはグレイノアのあまりの無茶振りに困惑する。

「行けます。あなたなら問題ないでしょう」

「⋯お前がそこ言うなら大丈夫だろう⋯腹を括るか」

 ガンダルは斧を強く握りしめ闘志をたぎらせる。

「ガンダル、期待しているぜ」

「頑張れ〜」

「頑張るでありんす」

 最後ではイヴァイル、リュブナン、きなこがガンダルを応援する。

 そしてこれからガンダルはグレイノアに言われた通り場所に向かい今回のゾンビの主犯と対峙するのである。


………

ドゴン、ドゴン、ドゴン

 ガンダルの斧が地面に勢いよく当たる度、地響きがなり響く。

 威力はありえないほどに強大で亜神は逃げることで精一杯だった。

「クソが!!なんなんだよ!!威力おかしいだろ!!何で人間のくせに劣等種のくせに魔族の俺達より力のある攻撃ができる」

 亜神はそう言ってガンダルを毒づく。亜神は心なしかガンダルの攻撃の威力が上がっていると思った。実際ガンダルの攻撃力は上がっている。別にガンダルの斧がグレイノアの荒神見たく特殊だとか、そういう成長系能力があるわけではない。なのにガンダルの力は上がっていく。ガンダルは今、人間から超人へと進化しようとしているのだ。

「ああ、簡単だそれは私が重戦士だからだ」

 そんなことはガンダルも気づいていない。故に自分の力が強大なのは能力のおかげだと本気で思っていた。彼の有限系スキル星二つ・聖騎士・そのスキルはスピードが多少落ちるかわり自身の筋力と耐久力が十倍になるという能力

普段グレイノアやイヴァイル簡単に魔法でデメリットなしに十倍の身体能力強化をしてしまうため、霞んでしまっているが普通に筋力十倍というのはかなり威力が上がるため。ガンダルの聖騎士はぶっ壊れスキルとなる。

そしてちょうどルシリアの神聖魔法も発動した。

「我はルシリア、我が崇める神の名はセレリア。美と愛の神なり。ここは、神の支配下。我が領域で暴れる世界の異物を打ち払え。上位神聖魔法 神域卸(ピュリフィケーション)」

 ピュリフィケーションは神だけが使うことができるマイゴットワールドを自分の神の加護を媒体に発動することができる。本来この魔法は最終手段、自分の魂を生贄にしても不発しかけるほどの魔法。だが、今ルシリアのスキル聖女は神の力の2%を引き出せることができる。普通じゃ、0.1%でも引き出せたら上々、如何に聖女というスキルが強力と言われる所以である。そしてルシリアは覚醒途中、彼女は今神の力の5%を引き出し、生贄なしでプリフィケーションを発動させてみせた。

 その威力はさることもなく、周りのゾンビと幽霊が一気に浄化される。

 そしてガンダルの目の前にいる亜神にも効力を及ぼし、亜神をより弱体化させた。

「うっぐ、ハアハア、相手は魔族以上の力量、俺の配下の全消失、そして私は魔人以下に弱体化、なるほど積みだな。しかし、最後まで足掻かせて貰おう」

 亜神は手を横に向けて明後日の方向に魔法を放つ。

「そんな方向に魔法を打っても当たることなんてないぞ」

「いや、当たるさ。俺はな、操作が得意なんだ。ゾンビ一人ひとりに色々な動きをさせられるくらいにはな」

ドン ガンダルの後頭部に魔族の魔法が当たる。衝撃でガンダルが若干うつむく。

「?なんかあたったか?」

 ガンダルは衝撃は多少合ったが特別な鎧を纏っていたためそこまでダメージを食らうことはなかった。

「…マジかよ。純度100のオリハルコンを溶かす炎だぜ。死霊使いの次の自身があったのにな!」

 亜神はガンダルが若干衝撃で頭が下がった瞬間に顎の先端を殴りつけた。ここに来て騎士のスピード低下が裏目に出る。

「グッ」

 ガンダルは顎から脳まで振動がダイレクトに伝わりでそのまま動けなくなる。

「ハハ、聖騎士は無限系の騎士と同じでスピード遅くなる。お前もタイマンは苦手だろ」

 亜神が勝利を確信し、高らかに笑う。しかし、ガンダルの進化がここで完了した。進化による肉体の変化による多少の体の構造変化。完全回復とはいかないがガンダルの脳震盪が若干弱まり、ガンダルは動けるようになる。

「今のお前、隙だらけだぞ」 

 亜神が気づいたときにはもう遅い。ガンダルは斧を横に構えて振っていた。

「ハハハ、マジ?」

 ガンダルの斧が亜神の腹部もう少しまで来たとき彼は死を悟った。そこに、イヴァイルと会話しているはずの元勇者のアリフィナが来る。

「ネクティス様!!」

 彼女はそう言って主の名を叫びながら、自身に稲妻を纏わせ、超スピードで走り、自分の主である亜神を抱きかかえそのまま走り去る。

「…うむ、逃がしてしまったか。まあ、良い。彼の手駒はもういないしばらく彼が暗躍することはないだろう。その間に邪神を倒すだけだ」

 スピードでは絶対に勝てないガンダルはすぐさま追うのを辞め、仲間のもとに戻ることにした。

 ルシリア、ピュリフィケーション発動

(へえ、これはすごいじゃん)

(フォフォフォ、多少私たちにもダメージが入りましたね。ほんのちょっとですけど)

 彼女の神聖魔法は仲間の悪魔にも影響を出していた。

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