第五十話 三人の訓練3
〜五十話記念〜
ありがとうございます。
皆様が私の作品を読んでくれるから私の小説は五十話を超えることが出来ました。
編集や誤字が多かったりするのに私の作品を読み続けてくれて嬉しいです。
報告、今まで2日に一回というペースで小説を投稿してきましたが、さすがに限界が来てしまい。これを機に、週に三回(水、土、日)の投稿とさせていただきます。本当に申し訳ございません。
それでも今後も私の作品を読み続けてもらえると嬉しいです。
評価とブックオフと感想もお願いします。
夜の0時、いつも通り三人は訓練と称し本気で殺し合っていた。目にも追えない斬撃が飛び交う。しかし、いつもと違う光景があった。それはカマエルが後半になってもリタイアしないことだ。
(カマエルが追いついて来たことは歓迎すべきでしょう。しかし、なんでしょうか?私の魔法が少しおかしくなっていますね?)
グレイノアは自分の魔法の違和感に気づき原因を考えた。
(俺の威力が落ちている!?スピードもだ。グレイノアの概念操作?いや、可能だが違う。これはカマエルの!!)
イヴァイルはその原因を突き止め、驚愕した。
(この能力は俺にとって汚点。しかし、今彼らに追いつくためには何でも利用しなければいけない。ならば自分の汚点だって使いこなして見せる!!)
このとき、カマエルの思いに反応し、怠惰のスキルが超越した。
(!!これなら、二人相手でも有効打になる!!)
マイオーバーワールド 堕ちるのは一瞬
((!?⋯ッ、これは忌々しい能力ですね))
この能力の効果を知ったイヴァイルとグレイノアはその厄介さに思わず舌打ちした。
⋯⋯⋯
「ハアハア、こっ⋯今回はちゃんと最後まで戦えた!!」
カマエルは荒い呼吸をしながらも、今回の成果を心に噛み締めた。
「おいおい、マジかよ。こいつ地道に俺達に並んできてやがるぜ。ニ個目の有限系一つ星のスキルも超越したし」
イヴァイルは地道に追いついて来ているカマエルを見て少し焦り、頬に一筋の汗が流れる。
「これはグレイノアが教えてくれた特訓方法のおかげだな」
カマエルは心のそこから教えてくれたグレイノアに感謝した。しかし、それを聞いて承知できない人がいた。イヴァイルだ。
「何!?そんなの教えてくれたのか!?おい。グレイノア、俺は教わってないぞ」
イヴァイルはグレイノアの肩を掴んで勢いよく振り回し、抗議した。するとグレイノアは面倒くさそうにイヴァイルの手を拘束して理由を説明?(どちらかと言うと嘲笑に近い)した。
「ハア、ライバルに自分の特訓方法を教えるバカはどこにいますか」
「待て。それじゃあ、俺はライバルではないということではないか!!」
すると今度はグレイノアの理由にカマエルが納得せず、抗議する。それをグレイノアは否定せずむしろ堂々と肯定した。
「当たり前です。俺のライバルになるのでしたら、俺と同じぐらいの実力があってほしいですね」
グレイノアには配慮というものがないようだ。
「ガーン。俺、萎えた。というか俺に特訓法を教えたのは煽りですか?」
同一に見られていなかったことに、カマエルは気分を落とし、地面に突っ伏した。結構落ち込んだカマエルを見たグレイノアは、
「地面に突っ伏して、みっともないですよ。まあでも、あなたは永遠に生きる天使族だ。伸びしろはある。訓練法を教えたのは早く俺に並んで、俺のライバルになりなさい、 という意味です」
と、遠回しに気分を落としたカマエルを励ました。
「そうだったのか〜。なら期待には答えないとな」
グレイノアに諭されたカマエルは一瞬でやる気を取り戻した。
「それでは、俺は天井で待ってますね」
元気になったのを見てグレイノアはもっとやる気を出させるためにカマエルを煽った。それを聞いたイヴァイルが、
「お前が天井で待ってんなら俺はその隙に屋根に行っとくね」
イヴァイルの完全に舐められたその発言にグレイノアが対抗心を燃やした。
「ふざけないでください。やっぱり待ちません。俺だって、屋根にいきます。たまに後ろを振り向くぐらいです。なので、カマエル頑張って俺達に追いついてくださいね」
そう言ってグレイノアはイヴァイルにガンを飛ばす。やはりグレイノアはめちゃくちゃであった。
「なるほど、どうやら。俺の乗り越えたい壁は壁自ら高くなっていくな。まっ、その方が登りがいがある」
カマエルは本当に行けるかどうか少し迷ったが、すぐに気を取り直して自分に活を入れた。




