第三十五話 巨人族の国
前回のように道中色々なことがあったがグレイノア一行は無事に巨人の国につくことができた。巨神の国は石造りの家が多く文明もそこまで発展していないそれどころか少し原始的と言わざるおえない
「おい、ここは巨人族の国だ。人間入りたかったなら俺と勝負しろ」
そして今門前で自分たちより四倍もありそうな巨人に勝負を仕掛けられていた。
………
「なあ、あそこまでボコしてよかったのか」
カマエルは後ろを振り返り同情の顔を見せながら聞いてくる
「喧嘩を売って来たのはあっちですよ問題ありません」
グレイノアは仲間以外には冷徹であった
「フン、やっぱり図体がでかいだけの雑魚だな」
門番を倒したイヴァイルはつまらなさそうに鼻を鳴らす。グレイノア一行の後ろではイヴァイルにリンチになった門番の巨人がいる
「…いや、おかしいでありんす。何であの巨人と素手で殺りあえるんですよ」
きなこは何度も後ろを振り返りボロボロなった巨人をみてドン引きした
「さて中に入った所でここに来た理由を歩きながら説明いたしましょう。ここに来たのはまず巨人族の王 巨神ギガテンスに邪神討伐の協力を仰ぐためです」
グレイノアは自分の目的を話し始めた。…いくらリーダーといえど話すのが遅すぎる気がする
「なあ、今の俺達でも倒せるだろ」
イヴァイルは少し不安そうだ。イヴァイルは今のメンバーでも邪神をリンチにすることは確定しているのにこれ以上味方が増えたら楽しみがなくなるかもと心配しているのだ
「しらないのですか。討伐は敵も味方も人数が多いほど楽しくなるんですよ」
だがしかしグレイノアに邪神の相手をする気はなく。更に言うとグレイノアは面白そうだから邪神と全面戦争しようかなと考えてしているため元から取り分が少なくなることはないのだ。
「そして2つ目ガンダルに世の中で最も硬いと言われている盾無の鎧を着てもらう」
グレイノアがガンダルの方を向く
「いいのか!俺では使いこなせないと思うぞ」
ガンダルが驚く
「大丈夫です。ガンダルなら使いこなせますよ」
グレイノアは流れるように自信なさげなガンダルを励ます。あまりにもすぐに出たためあらかじめ用意してたのではないかと疑うぐらいに
「だが、お前らのほうがもっとうまく使いこなせそうだ」
それでもガンダルは自信なさげだ。
「ええ、確かに使いこなせますけど私スピードと技術タイプ何で鎧いりません」
グレイノアははっきりと言った
「右に同じ」
カマエルも続く
「鎧なんてすぐに壊れるしいらんだろ。あとなんかダサいし」
イヴァイルも続く。あとこれ一応神が残した武器
「「それはほんとにわかる(ります)」」
二人が賛同する。ほんとにこの人は常識外れだ。
「なるほど。お前らは逆に鎧が重荷になると。これ一応神が残した武器だぞ」
ガンダルは神の武器すらもダサいというイヴァイル達の意見に呆れてしまう
「まあ、武器は実用性が大事ですし、自分に不向きな武器は持ってても宝の持ち腐れですし」
ルシリアがカバーする。まあでもそれでも神の武器をいらないというのはさすがに酷いと思う
「というわけです。それでは、まず巨神ギガテンスに協力を仰ぐとしましょう」
グレイノアは一つの巨大な石の前で立ち止まった。
「何だこれは山よりも大きぞ。他の岩とは大違いだ」
ガンダルがあまりの大きさに驚いている。不意に頭上からひゅ〜と何かが落ちてくる。しかしそれをグレイノアが片手で受け止める。なんとそれは巨人であった。
「なぜ上から巨人が落ちてくるでありんすか」
きなこが驚く
「巨神が投げたのさ」
ドーーン。大地が震える
「何だ人間かどうやってここに入った」
目の前には人間の百倍をもありそうな巨神がグレイノア一行の前に地響きとともにやってきた。彼こそがギガテンスである
「始めまして、ギガテンス様俺の名はグレイノアです。あなたには俺達とともに邪神の討伐を手伝ってほしいんですよ」
グレイノアはいつも通り深みのある笑みを浮かべるのであった。こっからがグレイノアの領分である




