Под маяком темно:灯台下暗し
【ソ連 シベリア クラスノヤルスク工科大学】
…アナスタシアはラスプーチン博士の頭にトカレフを突き付け引き金を引いた、
〔パンッ…〕
「…誰じゃ、今ワシを撃ったのは…」
「…」
「…おぉ!!アナスタシアか!!、元気じゃったか?」
…あれれ!!?
(ちょ、あのラスプーチン博士何考えてるの!?
口の使い方に気をつけないと、相手はKGBよ!?
下手したら殺されちゃうわ、いえ、もっと恐ろしいことになるかも、、って、え、知り合い!!?)
「ご無沙汰しております師匠ラスプーチン、」
「ほっほっほ、元気そうで何よりじゃな、それにしても、偉くなりよって、」
「へへへ、」
(え、どういう関係!?し、師匠?)
何が起こっているのか、状況が全くよめないニーナの肩にそっと、エリザベータが手を置いた、
「(ニーナ、あの人はKGBの副署長、アナスタシア・ミハイェールヴィチ・ゴルバチョワ、ラスプーチン博士の教え子の1人なんだ。)」
「(へ、へ〜…)」
「師匠、頼んでいた"例の装置"は、、」
「はて…、あ〜、毎度毎度"例のやつ"か、整備しておいたぞ、また前のようにいつでも使える。」
「ありがとうございます。」
「…ん?、"例のやつ"って?(ニーナ)」
「…"時空移動装置"だ。(アナスタシア)」
「"時空移動装置"…?(ニーナ)」
「別名"瞬間移動装置"とも言う。(エリザベータ)」
「!!?、そ、それは、」
戸惑うニーナにアナスタシアは構わず続けた、
「軍上層部はお前に取って来させようとしたが、なかなかお前が戻って来ないから私が直々に、何を手間取っているのか見に来させられたのだ。」
「え、で、でも、"瞬間移動装置"は、、え、もうあったんですか!!?」
「ニーナ、君がここに来た時から、いや、ここに来る前からずっと同じ場所に置いてあった、」
「え?」
「君の…後ろに…」
「!!!!?」
エリザベータに言われ、後ろを振り向くと、そこにはホコリを被ったひときは大きな機械があった、
「…ニーナ・セルゲーヴィチ・フルシチョワ大尉よ…この機械、どこかで見覚えはないか?」
アナスタシアに言われふと、ここ1年の記憶を探る、
「あっ!!マレンコワ博士が軍の研究所で作ってた、あの機械だ!!」
「そう、」
「でも、なんでここに??」
「…実はこの装置は第二次世界大戦中にラスプーチン師匠が開発していたのだが、公には公表されず、使われたのも1回のみ、しかもその1回ももみ消され、今は無かったことにされている。」
「もみ消したのはアナスタシア、お前だけどな!」
「黙れエリツィーナ、私に消されたいのか?」
「ふんだ。(ぷいっ)」
「そんなに昔からあるならなぜ、マレンコワ博士は研究所でこの装置の研究をしていたのですか?ここにある装置をモスクワに持ってくればあの事故は起こらなかったのに…」
「ニーナ大尉、お前、馬鹿だな。見ろこのバカでかい装置を、これをシベリア・クラスノヤルスクから4,163.5 kmも離れたモスクワにどうやって持っていくというんだ、」
「あぁ、そうか…ならラスプーチン博士をモスクワに連れて行けば良かったじゃないですか!!」
「…ワシはもう歳でな…モスクワなんて、移動するだけで…」
「この通りだ、師匠はもう歳でな、横断鉄道なんて乗せたら…少なくとも1週間は狭い電車の中だ、ストレスなんかで死なれては困る。」
「…いや、狭くて薄暗い研究所に引きこもってるぐらいですし、大丈夫でしょう。」
「…そこで、軍がとったのが、師匠の若い孫娘であるマレンコワ博士をモスクワに連れて行き彼女に師匠の装置を再現させる、」
「じゃがのぉ…」
つづく…
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