Линия света:行灯
【青森 ねぶたの家 ワ·ラッセ】
凛とソフィアは朝、バスに乗り青森市へ、
海に面した青森観光交流施設ねぶたの家ワ·ラッセへ、
赤く近代的なデザインの建物とその横に大きな白いテントが並んでいた、
「おぉぉ、四角く、赤い…なんかソ連にもありそうだなぁ、こういう見た目の施設、、」
「え?」
「いや、なんでもない、ただ、少し故郷を思い出した」
「え、このねぶたの家が、ソ連っぽい?」
「ソ連っぽい。絶対似たような見た目の建物あるよ、ソ連に」
「えぇ…」
「ねぇ凛、あっちの大きなテントはなにかなぁ、」
「なんだろうね、お祭りでもやるのかな…?」
「移動サーカス?」
「んー?」
【ワラッセ内】
ワラッセに入ると光っているねぶた行灯の顔が出迎えてくれる、
その明るさと大きさ、表情の迫力は、すごい。
「うぉっ顔だっ!!」
「顔だね〜」
「凛!!このおじさん(顔のみ)光ってる!!光るおじさんの首!!」
「、、、(笑)」
「ねえ凛!!光るオッサンの顔だよ!!?、これ、何!!?」
「(ダメだ、ソフィア、面白すぎる)」
「魔よけ?、ねえ凛!!これ玄関にかけておくトナカイとかの首の剥製の日本版?」
「(ちがうwwww)」
もっと奥に進むと大きなホールになっていて、優秀賞のねぶた行灯が沢山並んでいる。
「うわぁぁ、凛!!、光るオッサンがいっぱい!!!!」
「光るオッサン、、wwww」
ホールはロビーより一回り下になっており、スロープで降りてねぶた行灯の真横に行ける。
下から見るねぶた行灯の大きさ
「凛!!このオッサンデカい!!」
「ふぁーっww」
でかい光るおっさんに感動するソフィアとそれを笑う凛
変な2人である。周りにこんなやついない。
どんどん進んでゆくと今度はねぶた行灯の歴史とオリジナルねぶたが作れるプロジェクションマッピングがあった。
「!!!!」
「?」
「凛、凛!!」
「凛だよ。」
「光るオッサン作れる!!」
「良かったね〜(ww)」
「よーし、かっこいい、光るオッサンつくる!!」
(ソフィア)
よぉ〜し、かっこいいのを作るぞぉ〜っ!!
祖国ソ連の未来を明るく照らしてくれる、素晴らしい光るオッサンを!!
んー、まず、、ソ連の歴代権力者は代々、髪が生えてるオッサンと生えてないオッサンが代わる代わる、、
んー、生えてない方が、、輝くよなぁやっぱり、反射するし、
それと、ヒゲ、鼻の下は上品に整え、顎のとこはワイルドに〜、
まるで帝国時代の華やかな宮殿とワイルドな永久凍土のように〜
つまり、この髭は、ソ連を象徴している。
あぁ、我ながら、芸術センスが、オッサンじゃなくて芸術センスが光ってしまうっ、、よし、次は目元、
やっぱキリッとしてた方がいいよね〜、あーでも優しそうなのもいいなぁ、眉間はグッと、労働者を導くべく、力強いオッサンがいいからね、力強く光り導く指導者、
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《完成。》
「凛!!見て見て!!光るオッサン(ソ連版)」
「、、、レーニンじゃねーか」
「、、、ハラショー。」
【お土産コーナー】
お土産コーナーには行灯以外にも色々な青森のお土産が置いてあるが、ねぶた行灯の小さな金魚行灯の前でソフィアは立ち止まった。
「あ、この金魚の行灯かわいい。」
「、、、ソフィア、金魚好きだなぁ、私は、、この口からアップルグミが出る"光るオッサン"を買お。」
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「楽しかったねー、凛!」
「今年のお祭りはいつなんだろう、」
「、、、夜に光るオッサンがいっぱい歩くお祭りだよ〜」
「、、」
「毎年オッサンが変わるんだけど、今頃どこかで作ってるんだろうな〜」
「どこかで、、」
この時、ソフィアは大きな軍需工場のような場所を、凛はベルトコンベアのようなのがある工場を想像していた、が、実は今2人が歩いているちょうど真横にある白いテント、この中で今年の"オッサン"が作られている、、が、この2人には知る由もない。
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