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【東京 ソラマチ とある寿司屋】
「「いっただっきまーす!!」」
スカイツリーに満足したアレクとカチューシャはスカイツリーを降りたところにあるソラマチで昼食をとることにした、
二人が入ったのは二人が"和食"と聞いて最初にして唯一思い浮かべることのできる、『スシ』を食べることが出きるお店、
「おぉ~、これがスシか~、」
「スシ、思ってたよりずっと華やかですね~、」
「あぁ、てっきり日本だから、もっと素朴な感じかと思っていたが、豪華じゃぁないか!!」
(※この二人は第二次世界対戦後ちょっとたった時代のソ連人なので、敗戦した焼け野原になった日本しか報道されない…ってかそもそも日本についてあまり報道されない、だからここは未来の日本だとは知っているものの、ソ連報道局のプロパガンダがなかなか頭から離れない。)
「お、おぃ、これ、」
「?」
「よく見たらこのスシ、生じゃね?生魚、」
「私のふるさとノルドヴィクでは"ストロガニーナ"としてよく魚を生で食べてましたよ?お爺ちゃんが調理してくれて…ってか、普通にブリヌイで生のサーモンとか具として挟まってますよね?」
(※ちなみにノルドヴィクとはシベリアクラスノヤルスク地方、北の超寒い港町、お爺ちゃんとは、今、ニーナのいる研究室の教授ラスプーチン博士である。ブリヌイは薄いパンケーキサンドイッチみたいな?)
「ああ、だがここは日本だぞ?」
「……パクっ…」
「あっ…」
「モグモグモグ…大丈夫ですって~、ほら!」
「…」
「…アレク…あなた以外と臆病ですよね、」
「用心深いと言えっ!!戦場で腹壊したりしたらな、死ぬんだぞ!!」
「はいはい、大丈夫、ここは戦場じゃないし、そういえばあなた沖縄でヤギの生の寿司食べてたじゃないですか!!」
「…」
「…もう、しょうがない子ですね~、私が食べさせてあげましょう!」
「え、いや、いいよ、自分で食える!」
「あら、恥ずかしがらなくていいんですよ~?」
「いや、いいって!」
「ほら、あ~ん~!」
「……パクっ」
ニヤニヤと冗談でからかってるつもりのカチューシャだったが、
アレクはカチューシャの予想と違い真っ赤な顔して目を反らしつつも、
差し出された寿司を一口で食べた。
「(…食べるんだ…)」
「…モグモグっ」
「あ、ちょっ、私の指まで食べないでください、」
「…もっもっもっ……うまいな。」
「…へへっ、それは、私があ~ん!したおかげですかね~?」
「…っ」
「(…おやぁ?)」
「く、食うぞ!!、我々の目的は本来、失踪したレーニナ中佐を探し連れ帰ることだ!」
「はいはい~、」
ーーーーー
【ソ連 シベリア クラスノヤルスク バー】
「ーーーっ…こ、ここは…?」
「あ、起きた!よかった、エリザヴェータ、大丈夫?」
「…ニーナ……ごめん、なにもできなくて…守れなくて…」
「ううん、大丈夫、無事でよかった、」
「…あの男は?」
「そこに座ってたヴァルヴァラ上官…おばさんたちがやっつけて、外に放り投げてくれたよ、」
「…そうか……え!?お、あのおばさんが?」




