Аомори:青森
【青森県 浅虫温泉】
凛に人生初の浴衣を着せてもらい、嬉しいソフィアと、同じく温泉浴衣を着た凛は、湯上がりのホカホカした身体で自室に戻ると、
夕食が準備されていた、
「「おぉぉぉ!!」」
「豪華だね!!」
「豪華だ!!」
おおはしゃぎの二人はとりあえず向かい合い正座で座った、
座布団もとてもふかふかだ、
「ねぇねぇ凛!!、この貝はなにかなぁ!!」
「あー、これは『ホタテの貝焼き味噌』だね、」
「カイヤキミソ?」
「うん、まだ食べちゃだめだよ~、」
そう言って、凛はソフィアと自分のホタテの貝殻のしたの箱の中に着火マンで火をつけた。
(カチッカチッぼおぉっ)
「おお!?す、すごいな、この固体燃料は…私の軍では白樺の樹皮を燃料にしていたが…それよりもよく燃える…レーション(軍用のお弁当的な)に最適だ!」
「んぇ…そ、そこ!?、ま、まあ、いいや、それじゃソフィア、この卵を貝に割りいれて!」
「わかった!」
(コツンコツン、かしょん、)
「よし、混ぜて!」
「え、わ、わかった!!」
ソフィアは言われるがまま、なれない手付きで、浅いホタテの貝殻から卵をこぼさぬよう一生懸命橋でかき混ぜた、
(かしょかしょかしょかしょ…)
「よし、いいよ、」
「や、やったぁ!」
「それじゃ、いただこう、」
「「いただきます!」」
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《ソフィア》
す、すごい、、こんな料理見たことがない、гребешокの貝殻を皿の代わりにしているのか…具は…ホタテの貝柱とネギと、キノコ、人参、そしてさっき割り入れた卵か…にしてもこの人参は…桜の形になっている、これはこういう品種の人参なのか、職人が手間をかけて切っているのか…、どっちにしろソビエトにはない、素晴らしいな、Хорошо。
おゃおゃ、卵がグツグツしてとてもよい香りがしてきた、どぅれ、食べてみよう、
(じゅっ)
「Ого(熱い)!!?、」
「!?」
「Господи(オーマイガー)!」
「ど、どうしたのソフィア!?」
「Я коснулся оболочки Блин!(貝殻に触っちまったクソッ)!!」
「あー…熱かったね…大丈夫?」
…しまった…ついつい、その…私も日本になれちまって…最近は無意識に皿を持って食べる習慣がついてしまっていたようだ、、
いやはや…考えてみればそりゃ熱いよな…卵が煮立っているくらいだもん…
「…すまない、心配をかけたな…」
「火傷してない?大丈夫ソフィア、」
「ああ、問題ない、はははっ、」
「よかった~」
…よし、気を取り直して、食べてみるか、今度は橋を使って、玉子とじを切って~…、
「ふーふーふーふー…ふーっふーっ!」
「(…そ、ソフィア…相当熱かったんだなぁ…あんなに玉子ふーふーしてる…)」
「はぐっ!ほふほふほふっ…」
うんまぁ~!
味がついてないかと思ったが、そうか、具の下に味噌が入っていて、卵を割り混ぜたたときに卵に溶けたのか、、
芳ばしい味噌の風味と、優しい卵、そしてキノコの香り、人参の甘味、
美味しい、ザ·イェポーニッツ(ザ·日本)な味だ。
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