Рисовый крекер:南部煎餅
【盛岡 白沢せんべい店】
ソフィアと凛は盛岡にある老舗南部せんべい専門店「白沢せんべい店」に、来ていた。
「おぉ、これが南部せんべい!!」
二枚づつ丁寧に包まれている南部せんべいを手に取りソフィアはまじまじとそれを見つめた、
「お、ソフィア、ピーナッツ味を手に取るとは、お目が高いね!私の一番好きな味だよ!」
「ほう…」
「よし、じゃ好きなやつを各自5袋づつ選ぼうか、」
「うん!」
…1袋に2枚入っているから凛の選ぶやつと違うやつを選んで二人で食べた方がいろいろ食べられるなぁ、凛は何を選んだんだ?…
ん~、『ごま』と『ピーナッツ』、『醤油』『カボチャ』そして『クルミ』か、
じゃあ私は…『ココア』『抹茶』『冷麺』『納豆』、、おお!!
『ヒマワリ』があるぞ!!、これは素晴らしい、これはまさしく、ソ連人である私が最も選ぶべき味だ!!
「選んだ?」
「選んだ!」
「よし、じゃあお会計ね、そのあとホテルに戻って早速食べようか!」
「ダバイ(そうしよう)!!」
ーーー
「…そ、ソフィア…すごいチョイスだね…」
ココア抹茶は美味しそうだけど、冷麺、納豆、ヒマワリを初見で選ぶとは…ソフィア、なかなかやりおる…特に納豆なんて、、なんと言うか…チャレンジャーだな、
「さあ凛、どれから食べようか、」
「え!?」
「え?」
「ん?、、あ~、そ、そうだよね、2枚入ってるもんね、その方がいろんな味食べれるもんね、」
「?」
…ま、まじかよ、
わたしゃてっきり、それぞれが自分の食べたいヤツ買って各自食べる、ってつもりで言ったんだけどなぁ、ま、まあ、確かにいろんな味食べられるし、そっち(シェア)の方がいいか、
自分のなかでなんとなく納得した凛は、ソフィアを見るともう袋を開けていた、
自分の選んだ「ココア味」の南部せんべい(クッキータイプ)のようだ。
「はい、一枚!」
子供のような無邪気な笑顔でココアせんべいを差し出すソフィア、
「あ、ありがと」
「「いただきます!」」
「パキっ」
ソフィアは大きな一口ではじめて食べる南部せんべいに食らいついた、
おぅ、思ってたより硬い!?
ん~でも、美味しい!ココアチョコレートの味だが、やはり日本の"チョコレート"という味付けは祖国と比べると苦めのようだ、
が、これは、キンキンに冷え、トロンとしたウォッカによくあいそうだ、
ソフィアが凛を見てみると、凛は手で南部せんべいを割って食べていた、
「(…あれっ?)」
私の知っている南部せんべいじゃないな…
"南部せんべい"といえばあの、歯が折れるくらいの固さが特徴だったはずだけれど…ん~?
私、最後に南部せんべい食べたの中学の頃だから…、多分時代と共に南部せんべいの固さも変わっちゃったのかな…?
「…?、どうしたの?凛、」
「ん?、いやいや、なんか、私の知っている南部せんべいよりだいぶ柔らかいなぁと、、」
「えぇ!?こ、これで柔らかいの!?」
「うん、」
ーー二枚目ー
「じゃあ、次は私の選んだゴマを、」
「おお!、見た目は…こっちの醤油味と似ているけれど?」
「ゴマ味はね~小さい頃、小学生の頃かな?、うちのおばあちゃんが好きだったからよく食べていたの、おばあちゃんの家でね、」
「へ~、凛の思いでの味なんだね~、私で言う"キャラメルワッフル"みたいなものか~」
「そうだね、ふふ、」
「パキッ」
「!?」
「バキン」
「はぅっ!」
さっきのココア味が柔らかかったから油断して二人とも大きな一口でかじりついたが、クッキータイプではないゴマ味の南部せんべいは…固かった。
「り、凛、この南部せんべい、壊れてる!(?)」
「こ、これだぁ…私の知ってる南部せんべいは、、」
「んぇ~」
二人とも歯を押さえながら最初に食べたココア味の袋の裏を見る、
「あ、こっち(ココア味)の方は「クッキータイプ」だって、なるほど、だから柔らかかったのかぁ、」
「うゆぅぅ~」
二人は…寝た。




