Сендай:仙台1
【仙台駅】
「おお~!!、仙台駅!、広いね~!!」
「…凛、あそこにぶら下がってるのは…なんだ?」
「あー、あれは仙台の七夕の飾りだよ、大きいね~、あ、写真取ろ!」
「…タナバタ…」
「そこに立ってて、」
「わかった…」
「よかったら、お写真お取りしましょうか?」
「え、いいんですか?、じゃあ、お願いします!」
〔ーーパシャッ〕
ーーーーー
「ありがとうございました~!」
「…日本人のおばあさんって、親切だな…」
「そうね、この前も水族館でとってもらったしね!」
「ああ、」
「ふふふ、私とソフィアのツーショット写真が増えてく!」
「…」
「さて、どうする?、まずホテルにチェックインするか、それとも晩御飯食べるか…」
「…ホテル…行くか、荷物おいてからの方がいいだろう!」
「そうだね!じゃ、まずは一階におりよう!」
ーー
「ふぅっっーーッ、外だ~!!」
「…ん?…あれ?、ここ、一階じゃない…地上じゃないんじゃない?」
「え?…あれ?、あ、ほんとだ、ここ外だけど二階だ!、不思議な作りだね~、」
「面白いな、下はバス乗場か、」
「そうみたいだね~、あ、ホテルは歩いて行けるよ!、えーっとね、あっち!」
【仙台国際ホテル】
「ほほ~、でかいな、」
「噴水もあるよ!、すごいね~」
「おお、最上階だ、」
「お~、ベッドも2つある!!」
「ほほ~!」
(※凛のアパートにはベッドがひとつしか無いため、いつもはひとつのベッドで二人で寝ている。)
「ダ~イブ!」
「ははは~、わかる!、気持ちわかるよソフィア!!」
「えへへ…」
「私も、ダ~イブ!!」
「あははははは」
「広いね、」
「ああ、やっぱり二人でひとつのベッドだと…」
「少し…窮屈だよね、」
「あたたかいけどな!」
「あははは!、そうだね!」
ーーーーー
【あおば通】
「お~、アーケード街、」
「ここはね、七夕の季節になると、駅にあったでっかい飾りがたくさん吊るされるんだよ~!」
「へぇ~!!(…タナバタ…って、何!?)」
「さ、仙台と言えば、牛タンだね、どこがいいかな~」
「牛タン?」
「うん、牛の舌!」
「えぇ!?」
「名物なんだよ!、ここ仙台にはいっぱい牛タンの店があるの!」
「えぅん…」
ーーーーー
【牛タン屋、利休】
「…」
え、本当に食べんの!?、大丈夫?牛の…舌でしょ!?冗談かなとおもってたら、本当に来たよ、しかもフルセットで、まず…たぶん真ん中の焼き肉が牛の舌、隣のはサラダで、手前にスープ…これは何の肉!?、…"テール?"…しっぽ!?
おいおい、大丈夫かよ…そして米もよくみたら色が真っ白じゃない!、
…麦か…じゃあ、まあ、大丈夫だ、
そして、真ん中奥にあるのは…ビーフシチュー?…いや、よくみたら、煮た牛タンっぽいのが入ってる…牛タンづくしだな、
「おいしそうだね、ソフィア!!」
「お、おう、」
…おいおい、まじかよ、日本人ってやっぱやべぇな、だいたいなんで、牛の舌を食べようと思った、フグとか納豆とかもそうだけど、日本って昔から食糧難だったのか?…もしくはめっちゃエンターテイナーだったのか…
日本人…、一見真面目そうで、大人しそうだが…さてはあれだな、学校で1クラスに1人はいる、一見真面目そうで、ずっと一人で本読んでるけど、学校祭とかになったらバンドとかビートボックスで演し物やったりしてみんなを驚かせるタイプだ、中学まで陽キャだったけど、高校で仲間と離ればなれになって、高校では大人しく生きようと心に決めたがやはりイベントでは隠れ陽キャの血が騒ぎ出す系の…そういう民族だ、日本人は、たぶん。
「いっただっきまーす!」
「い、いただきます、」
〔パクっ〕
「おいひ~!!」
「…」
「…あれ?ソフィア、食べないの?」
「や…食べる…」
……牛の舌…くっ…どうしても…少し…抵抗が……"牛の"ってのがまた…
…牛とかじゃなくて……の舌なら…や、…食べよう!、凛があんなに美味しそうに食べているんだ、大丈夫だろう!
〔…ガブッ、ジュワァッ〕
「ん、」
…あ、脂がっ、それに塩加減もいい、
噛めば噛むほど脂と旨味がシミ出してくる、そして噛み応えがちょうど良い!!
ほどよく固くて、でもソ連の固い肉とはまた違う…良い固さだ!
お年寄り…は食べにくいかもしれないけど、私達若者には良い固さだな、
…これが牛の舌であると考えさえしなければ、上手い!!
…ああ、そうそう、米だ、米、
〔パクっ〕
ほっほっほ~、いけないいけない、美味しすぎてつい笑っちゃった、
そうか、この過重なコッテリさのある肉は米と一緒に食べることで、丁度良くなるわけだな、麦の食間も米とは違って面白いし、上手い!、それに麦には栄養が多いからな、だからソ連の国章にも描かれるわけだ。
「ふふふ、どう?ソフィア、」
「フクースナ!!」
「でしょ~?」
さて、このシチューも食べてみよう、




