Океан и Месяц :海と月
【沖縄県 那覇市】
宴が終わったあと、アメリカチームは軍基地に戻り、ソ連チームは飛行機までの間、沖縄ホテルに泊まることになった。
沖縄県の中でも歴史のある老舗ホテル、ヤシの木に囲まれ、敷地を囲む壁についた瓦は、すべて手作り、もう出回ることのない歴史的価値も高いレアな瓦。
沖縄県知事の記者会見にも利用されるほどのホテル!、
ゆいレール、沖縄都市モノレール安里駅から徒歩8分、アレクの場合徒歩4分、
国際通りにも歩いて行ける、アメリカトリオはわざわざ、二人が観光しやすい良いホテルを予約してくれたのだ、
さらに、大浴場、朝ごはん、そして二人はスマホ持っていないけど、フリーWi-Fiも完備!!
「…アレク~、これ、なんだと思います?」
「…これは…英語?…」
「…ニコラスさんからアルファベットの読み方だけ若干教えてもらいました、
…たしか…ダブリュー…アイ…エフ…アイ…ダブリューはВ、アイはи、エフはфにあたる文字だから…ウィーフィー??…」
「なんだ?"ウィーフィー"って」
「わかりません、怖いから触らないでおきましょう。」
「そうだな。」
ーーーーー
【夜】
「おやすみなさい、アレク」
「おやすみ、カチューシャ」
【1時間後】
〔コロン…コロン…〕
「(…さっきから寝返りがすごいなカチューシャ…)」
「んん…」
「眠れないのか?」
「うぁぁ!…ビックリした~、おきていたんですかアレク…、はい、なかなか眠れなくて…アレクも?」
「…ああ、いざ未来の日本に来たのはいいが…このまま東京へついても」
「…帰れませんもんね…」
「…少し外を歩こうか。」
「はい。」
ーーーーー
【那覇港】
「…綺麗ですね、夜の海も、」
「ああ、そうだな…軍艦が1隻もない港ははじめてだな…」
「平和なんですね、この国は」
「…それは…いや、なんでもない、(…このままここに住もうという意味か?と聞こうと思ったが…今はなんとなく聞かないでおこう。)」
「私あまり海には言ったことないんですよね…ソ連はあんなに広いのにほとんど氷っているか、軍港だから、海でこうやって座って誰かとお喋りとか、したことないんですよね、」
「ああ、私も海で戦い以外のことをするのははじめてだ、」
「「…」」
「なんか、不思議ですね、数週間前まではちっぽけな研究室で喧嘩ばかりしていたのに、」
「今は二人で夜の異国の港に座って海を眺めている…」
「…」
「今夜は、月が綺麗だな。」
「綺麗ですね~、」
2人は日本語を知らない、
故に「月が綺麗」の日本での意味は知らない。
この後、二人はしばらく月を眺め、ホテルに戻った。




