битва:戦闘
【東京 銭湯】
私は今、戦場にいる、東京に来てしばらく…平和な日本に浸かっていたが、
これでも私は現役の指揮官、敵軍の人員数もこちらと互角のようだ、故に勝算は十分にある…しかし油断も出来ない…
~数分前~
「ソフィア~、これ何?」
「あ~これは"将棋"だね、ここの銭湯の休憩室にもあったんだ…てっきり自販機とアナログテレビしか無いと思ってた…」
「しょうぎ?」
「うん、やってみよっか!(ルール…ヤバイかも…)」
「うん!!」
「まずね、この王将は全方向に1マスね、」
「…このよく見たら違う玉将は?」
「!!(や、やばい、全然知らなかった…玉!?…チェスやオセロで言う白と黒みたいなこと?)…あ~、ソフィアこの王将でいいよ。」
「スパシーバ」
~数分後~
「……それで、この"歩"は前1マス!」
「なるほど…だいたいわかった。」
「(!、目の色が変わった…)」
「よし…始めようか…」
「(何を!?、将棋だよね!?「始めようか」の重みがすごい…)」
~今に至る~
「(…しかし、駒の見分けが大きさと漢字…というのはこちらにとって大きな不利…名前をつけるか、駒に、
まず、
金、2人いるけどどっちもアレクサンドラ(今沖縄)でいいか、
銀、ニーナ(今ソ連)
桂、ポーラ(話にはまだ出てきてないが、アレクの部下)
香、ポーリナ(ニーナの部下)
飛、マリア(ソフィアが最も尊敬していた先輩)
角、ヴィクトーリア(ソフィアの同僚)
歩は…いいや。
よし、これでひとまずは覚えた、各人員の動きかた、)」
~数分後~
「あっ!ソフィアの飛ゲット~!」
〔パチン〕
「んがっ!!…(しまったぁぁぁ、油断した…クッソ、よりによってマリア先輩がやられるとは…あぁマリア先輩、あなたはなぜいつも私の前からいなくなってしまうのです…今まで出来るだけ犠牲は避けていたのに…こんなことになるなら"名前"なんかつけなけりゃよかった…)」
「よし、そして取った飛車をすぐに戦場に投入!!」
「あぁぁぁぁぁあ、アンドロポワぁぁぁっ、マリア先輩が資本主義者になって戦場に戻ってきたぁぁぁぁ!?」
「マリア?」
「おのれ、鬼畜米兵め!お前は私を怒らせたぁぁ!!」
「えぇぇ…」
~数分後~
「…参りました…(将棋初めてとはいえ、やっぱり本職の指揮官、これがソフィアの本気…強い、ソフィアってこう見えて意外と凄い人なんじゃあ…、私も将棋初心者、子供の頃に児童館でやって以来だけどそれでも一応は経験者、それに漢字も読める…そんな私にルールも一回言われただけで全て覚え勝っちゃうなんて…)」
「…なかなか、面白かった。(チェスと違い、倒した敵は捕虜ではなく、自軍の兵として、しかも軍内階級はそのままで使える…これは面白い、日本にもセンゴク時代と呼ばれる内戦があったらしいが…こういうルールだったのだろうか…にしても、将棋…これは使える!、是非ソ連に帰ったら自軍の訓練メニューに採り入れよう。)」
「…ソフィアの顔がずっと"戦場モード"のままだ…怖すぎる…」
ーーー
「ソフィア~!」
「?」
「はい、これ、戦利品、ソフィア勝ったから、これあげるよ、がりがり君。」
「わぁ!ありがとう!!スパシーバ」
「うんうん、(ソフィアの顔戻った!ヤッター)」
〔シャクッ、シャリッシャリッ…〕
「ふくーすな」
「ね~」
「(外側は少し固く、中はシャリシャリの氷の粒、ソーダの爽やかな味、お風呂と戦闘で火照った体と頭が癒される~、)」
〔シャリッシャリッ…〕
「あっつつ…」
「あはは、ソフィアは頭が痛くなる派か~、大変だね~」
「凛は痛くならない?」
「私はへーき。」
「…あれ、凛のは…何?」
「気づいたか~、こっちは"すいかバー"だよ、食べてみる?」
「うん、あ、凛も一口"がりがり君"どーぞ。」
「ありがと、」
〔〔シャリッ〕〕
「スイカっ!!すごいねこれ本当にスイカの味がする!!…あれ?…種が…チョコォ!?、」
「楽しい反応するなぁソフィアは、…がりがり君、久しぶりに食べたなぁ…」




