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бар:酒屋

【東京 出版社からの帰り道】


「今日はビックリしたよソフィア、まさかお弁当持ってきてくれるなんて、」


「楽しかった!」


「…結局あの後、いつもうるさい編集長珍しくしょんぼりしてニンニクの首輪着けたまま仕事してたもんね、あんな編集長初めて見た。」


「首飾り気に入ってくれたのかな!」


ーーーーーー【皆帰った後の編集室】ーーーー


「ハァ…英語には自信あったのにな、ワシ……勉強、するか…」


そう呟くと、静かな編集室で一人、ニンニクの端っこを少し噛った。


「辛っ!」

ーーーーーー


「…あ、ソフィア、ここ、入ってみる?」


「?、ここは…あ、初めて凛と私が出会った時、凛が出てきた店!」


「そう、居酒屋だよ、入ったことないでしょ?」


「入ったことない!、入ってみたい!、」


「じゃあ入ろ!」


「うん!〔あ、提灯だ!〕」


ーーーーー


「いらっしゃいませ~…おお、凛ちゃん!久しぶりだねぇ」


「タイショー久しぶり!」


「〔むむっ、こやつ、さらっと私の凛に"ちゃん"づけだと!?〕」


 二人はカウンター席に座った。


「ほい、これお通し、ね。」


「おお、ひじきだ!」


「!?、凛、まだ何も頼んでないぞ?それなのに何か出てきた、店の人、間違えているんじゃないか?、それに何だこれ、なんか怖いぞ?、湿ったケシカスのめっちゃ黒くしたみたいな…何だこれ本当に…」


「いいから食え!えいっ!!」

〔パクっ〕

「はぅ!!」


「どう?」

「…ビックリして、味わう前に飲み込んでしまった…が、美味しいな、」


〔パクパクっ、モキュモキュモキュ…〕


《ソフィアの食レポ》

…ん~なんだろう…食感も…なんか湿った感じ…しっとりしてて、そこに…日本語でなんて言うかわからないけど「穴の空いたやつ(レンコン)」の固さが混じってて、「この穴の空いたやつ(レンコン)」がいなかったらおそらくこの料理はただただ湿っているだけの何かだっただろう、

それと、味、…甘い?、でも海っぽい甘さ?、なんだろう…海の甘さの中に人参(ニンジン)の甘さもある…おそらく、このニンジンがいなけばただ甘じょっぱいだけ、海の味に陸の味が加わることで味に深みと広さが加わっているんだ…

 …もう一口!

〔パクっ モっもっもっ〕

!!、豆も入っているのか、なんと優しくて落ち着く味だ、食感もモコモコしてて、いいな、これ、


「…ソフィア、まだ注文すらしてないんだからね、なに頼む?」


「ん~メニュー見ても何だかわからないしなぁ…」


「んじゃ、タイショー、おすすめを!」


「あいよ」

ーーーーーーーーー

「あい、今日のおすすめ、タラの芽の天ぷらだよ。それと、日本酒!」


「おお、いいね!タイショー」


「タラノメ?」


「そう、塩かけて食べるんだよ!」


〔サクッ、しょきっこりっこりっ〕


《ソフィアの食レポ》

んぁー、見た目とは裏腹に、ずいぶんコッテリ系なのね、凛がかけてくれた塩もちょうど良い、何かの芽だろうか、植物だが茎野菜っぽくないコリコリとした歯ごたえ、

…にしても…少しコッテリしすぎでは?、植物のクセに胃に来るというか…


「…ソフィア、胃に来るって、思ってるね、その顔は、」


「!?」


「これを呑みな!ソフィア!!」


〔とくとくとくとくとくっ〕


「すぱしーば」


〔コクッ〕


「わぁスッキリ!!」


《ソフィアの酒レポ》

ーーこの酒、とてもスッキリしている、ウォッカと違って「カッッ」ってならない、上品で、なんというか日本って感じだ。


ーーーーー【その後も数時間、二人はいろいろ呑んだ】ーー


「ふぃ~久しぶりに呑んだ~」


「…」


「ソフィアぁぁ~、うぁぁぁ~」


「…酔ってるな、」


「ソフィアぁ~、踊って~」


「!?」


「コサックダンス、踊れる~?」


「…」


《ソフィア》

…コサックダンス、そもそもあれはコサック人のダンスであって、ソ連人(ロシア人)のダンスではない、よって、ソ連人なら誰でもコサックダンスを踊れるわけではない…が、まあ、にたようなダンスは踊れる、普段ならコサック人じゃないソ連人に「コサックダンス踊って!」は失礼な行為だが、

…まあ良い、


「踊れるぞ、」


「わーい!」


この日、凛は初めてこの店で「悪酔い」しなかった…


 これにて、わたくし鳶桜が事故によって消してしまった作品を投稿する事が出来ました、これから先は新話になります!お付き合いありがとうございました、そしてこれからも応援、お付き合いよろしくお願いします!!!


~東京コミンテルン。まだまだ続きます~

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