капитализм:西側
【沖縄県 A&W】
A&W、沖縄のハンバーガー店である、もともとはアメリカのハンバーガー店だったが、今はインドネシア、オーストラリア、バングラデシュ、マレーシア、パキスタン、イギリス、ドイツ、アラブ首長国連邦、カタール、タイ、フィリピンそして日本の沖縄県にも店舗をおいている、ソ連にはもちろん、無い!
外に貼り出された美味しそうなメニュー写真、美味しそうな香り、空腹により、吸い込まれるように店内へ、
入店してから気づく、店の外見、内装、メニュー、店内bgm、そして店の名前までもが全てアメリカンであると!!
「ありゃ、なんか、すごく…」
「すごくアメリカンだな、」
「どうします、もう入店したのでそう簡単に引き下がれませんよ、」
「ああ、ここはアメリカ人のフリをして注文するしかないな。」
「…でも英語わかりませんよ?」
「…それっぽくするんだ、ここは私が行こう、カチューシャはそこで待っていろ。」
ーーーーーーー
「お次にお待ちのお客様、どうぞ~」
「ハーロゥ!」
「…店内でお召し上がりでしょうか?」
「アーハーン!」
「…ご注文は?」
「オーダー?」
「…イェス、オーダー。」
「アーン、ドゥヴァ~ ハァーンブァーガァープリーズ(ハンバーガープリーズ。)」
「ドゥヴァ?」
「あー、えー、と、トゥー!!」
「…お2つですね、ドリンクはいかがなさいますか?」
「おう、ドリンク?…あー、」
ーーーーーーー【その頃、カチューシャは、】ーー
!!、あ、あれは、熊だ!!(マスコットキャラクターのベア君)
わ、わかったぞ、この店はアメリカっぽい見た目でカモフラージュしているが本当はソ連秘密諜報施設だな、(クマの絵が店内に沢山あるから。)
と言うことはアレクも変にアメリカ人のフリをしなくて良い!
って、アレク!!、なんか困ってる!!
また私が助けなきゃ!
ーーーー【レジ】ーー
「あー、ドリンク?…ウォッカ?」
「ノー、ウォッカ!」
「うぉぅ、ノー、ウォッカ、あー、」
〔タッタッタッタッ、〕
「エータ!!(ベア君がもっているジョッキを指差し)」
「か、カチューシャ!?」
ーーーーー
「な、何を考えている貴様、こんなアメリカンな店でロシア語なんて、殺されたいのか!?(小声)」
「いいえ、見てくださいアレク、このクマ、どうやらこの店のマスコットらしいです、(小声)」
「なるほど、つまり貴様は賭けに出たと言うわけだな、このクマを信じて、
クマは確かに我らが祖国ソビエトのシンボル的動物…(小声)」
「…」
「しかしな、それすらもアメリカの作戦かも知れないんだぞ?あのクマを見せ、隠れソ連人をあぶり出す策略かも…(小声)」
「…一か八か…」
ーーーー
「ルートビールお2つですね、(店員)」
「セーフ!!」
「??…ルートビールこちらはおかわり自由となっております、3番でお待ちください。」
「スパシーバ!!、同志レジの者、引き続き祖国のため、頑張ってくれ!!(ロシア語)」
「??」
ーーーーーーー
「…乾杯でもするか!」
「…ええ。」
「「…」」
ソビエト、ロシアには"乾杯"はいろいろある、
その時その時の状況にあわせて「健康のために!」や「祖国のために!」など…
二人は顔を見合せ、互いに打ち合わせせずとも、大きな声で、叫んだ。
「「За дружбу!!(友情に、乾杯!)」」




