секта:宗派
【東京都内のスーパーマーケット】
今日も凛は仕事へ行き、私は家事を一通り終え、
今は買い出しに来ている、いつもよく行くスーパーマーケットだ。
それにしても、日本のスーパーマーケットはいつ来ても素晴らしいものだ、
品物は多いし、店内は明るいし、レジに監視員はいないし、店の商品であるヒマワリの種をつまみ食いするゴプニクもいない。
おまけに、前回凛と来たときは気づかなかったが、テンポの良い音楽も流れているんだな!!(スーパーで流れている「呼び込み君」)
「さて、今日は何を買おうか…」
こうも品揃えが良いと、逆に迷いすぎてしまうな…ん!?
あ、あれは!!
「ペプシコーラ!!」
そこにいるのは、ペプシコーラじゃないかぁぁ!!
「お前ぇぇ!!(ペプシに向かって。)久しぶりじゃないか!!、お前も日本に来てたのか!」
おいおい、ペプシ!、お前って奴は凄いじゃないか!!、
もともとアメリカで産まれ、しばらく西側で暮らし、
ある日突然同志フルシチョフがアメリカへ行って、帰ってくる時に一緒についてきたと思ったら瞬く間にソビエトにも広がり、
とうとう「ソビエトでも手軽に味わえる西側の味」として人気者になったと思ったら、今度は私と一緒に日本に来たのか!!
お前~!、私は嬉しいぞ!!私は一人じゃなかったんだな、
そうか、そうか、お前もあの悪魔に飛ばされたのか、辛かったな、大変だったな、でも大丈夫だ、同志ソフィアが2本買ってやる!!
「ん?、そのとなりの奴は何だ?、
Соса-Сою…?」
何だСоса-союって、ソーユ?…醤油か!!
そう、この時ソフィアは、本当はアルファベットで
Coca-Colaと書いてあるのが、
久しぶりに祖国ソ連で慣れ親しんだペプシコーラと出会い頭がソ連モードになっているので、アルファベットがロシアの「キリル文字」にしか見えてないのだ。
ーーーーー
【その夜、東京フルシチョフカ(凛のアパート)、】
「ただいま~」
「おかえり凛、今日もお疲れ様!!、」
「毎日、お出迎えありがとう!」
「凛、今日は凛に紹介したい奴がいるんだ、」
「!?」
「紹介しよう、同志ペプシコーラだ!!」
「…??」
「どうだ、凄いだろ、私と一緒にソ連から飛ばされてきてたんだ!ハラショー!!」
「どうしてこうなった…」
ーーーーー《ソフィア、説明。》ーーー
「あ~、つまり、ソ連でよく飲んでたペプシコーラが日本でも売ってて嬉しかったんだね!」
「ダー。(はい。)」
「なるほど…、ソフィア、コカ・コーラって、飲んだことある?」
「シトー?(何それ?)」
そう、凛は、コカ・コーラ派である。(ペプシも嫌いではないが。)
「よし、明日は土曜日だし、私が買い物に行こう!!」
「すぱしーば。(ありがと。)」
【一方その頃、沖縄では、】
「おいおい、マジかよ、嘘だろ!?」
「どうしたんですかアレク、」
「見ろカチューシャ、同志ペプシだ!!」
「うぉ、ほんとだ! 日本にも売ってるんですね!」
「…ん?隣の奴は一体…」
ーーーーーーー
【次の日 東京フルシチョフカ】
「ソフィア、これが、コカ・コーラだよ!!」
「…ソサ・ソーユ!!」
「!?」
《凛の心の声》
『何ソサソーユって、ソ連ではそう言うの!?』
「これ、醤油じゃないの?」
「!!?」
《凛》
『醤油!?どういう間違い!?』
「醤油じゃないよ!?、コカ・コーラだよ、飲んでみ!!」
「すぱしーば」
〔ごくっ シュワヮヮヮッ!〕
「あ、醤油じゃない、甘い、美味しい。」
「どう?」
「うーんとね、爽やかで炭酸強めで、癖になる味、同志ペプシと似てるけど違う…ペプシ…の勝ちかな…」
「え~」
ーーー人それぞれです、みんな違って、みんな良い。ーー




