кухня:料理
【東京 フルシチョフカ(アパート)】
凛は仕事に行った、洗濯、掃除、あと、最近任されるようになった買い物にも行った、
何をしよう,,,料理だ!!
凛が疲れて帰ってくる、そこに私がいつものように玄関で出迎え、一言「お帰り!今日もお疲れ様!晩御飯できてるよ!」っと言う、すると、凛は喜ぶ。
完璧な作戦だ!!
凛はいつも帰りにビールを二本買って来てくれるから、私は凛のビールに合う料理を作ればいいな。
…っと言っても、ビールに合う料理はソビエトにもいっぱいあるからな…
よし、Чебурекиにするか。
《ソフィア、Чебурекиチェブレキを作る!》
「よし、頑張って昔、お婆様に教えていただいたチェブレキを思い出しながら作るっ!!
ソビエトを思い出すために、まずはウォッカを一口…」
〔グビッ、ごきゅっ!〕
《ステップ1》:小麦粉3カップ、卵1個、お湯少し、砂糖、塩、油適当、ウォッカ少々を混ぜる!
「よし、材料は全部ある、油…本当はヒマワリ油が一番だが…まあサラダ油でも良いだろう。
本物のソ連人はいちいち分量を量るようなことはしない、分量をきっちり量るのはケチな資本家がやること。それと真面目な日本人とか。
いいか、日本人、もっと気持ちを緩めろ、真面目すぎるんだよ、仕事の時、真面目なのは良いことだが、家で料理する時はスイッチを切れ!
ちょっとくらい小麦粉やウォッカが多くてもЧебурекиは完成する!!」
《ステップ2》:生地がまとまったら小麦粉を敷いた平面で平たく伸ばす。
「まとまるってのは、大体で良い、持ち上げたら最初に入れた材料が全部ボウルから出すことが出来れば成功だ。
ボウルまで一緒に持ち上がったら小麦粉をもう少し足して混ぜるんだ!!
生地がボサボサだからお湯や油を足す奴がいる、私も昔そうだった、だがそれは初心者にありがちな間違い、Чебурекиの生地はそれで良い、」
《ステップ3》:広げた生地を8つほどに切り、丸く平たくする。
「キレイな丸じゃなくていい、とにかく広げろ、ただ薄くしすぎてはいけない、自分の耳たぶくらいの厚さに、おおきさはジャンケンのときのパーの手くらいだ。」
《ステップ4》:具を作る、羊肉、玉ねぎ、ガーリックをみじん切りにして混ぜ合わせる。
「私の家では羊は使わなかった、羊は多分タタール人しか使わない、あと北海道民。それ以外の人は牛や豚の肉で良い、肉をみじん切りにするのが面倒な人は挽き肉を使おう、私の家でもそうしていた。あと、お好みで塩コショウも!」
《ステップ5》:餃子を作るように生地の真ん中に具をのせ、半分に折り、フォークで端っこを押し付け繋ぐ。
「手加減はするな、ここでフォークの"押し"が足りないと後で揚げる時に油が入ったり具が飛び出たりするぞ!」
《ステップ6》:油で揚げ、きつね色になったらもう反対側も揚げ、終わり、
「ここまでよく頑張ったな、あとは揚げるだけだ、ここで気を抜くと全部台無しになるから気をつけるんだ、油はよくキレよ、太りたくなかったらな、」
ーーーー以上ーー
「ただいま~」
「〔はっ、しまった、凛がもう帰ってきた、出迎えがっ…〕」
「あれっ!? 良い香り!」
〔ダダダダダダッ!〕
「おかえりっ!!」
「うぉう!?、ソフィア!、ただいま!なんか作ってたの?」
「うん、晩御飯、ちょうど今出来たんだ!」
ーーーーーー【実食!】ーーー
「うわぁ!!、デカイ揚げ餃子!?」
「アゲギョウザ?…チェブレキだよ。」
「ナイフで切って食べるんだよ!」
〔ザクッザクッ、パカッ ほわっ!〕
「わぁっ!良い匂い!!」
「でしょ?」
「いただきます!!」
〔ザクッザクッじゅわゎゎ~〕
「!!」
《凛の頭の中》
すごい、美味しい、揚げ餃子ではない!
生地はパンとパイと餃子を足して3で割った感じ、サクサクで、噛み応えがあって、でも硬すぎず、中の具の肉汁をしっかりと逃がさない、しっかりとした生地だ!
そして具が、焼いた玉ねぎの甘さと、肉の塩コショウの効いたジューシーな味、
ジュワヮっと口の中に広がる!!
「ソフィア!、ハラショーだよ!!」
「!!」
り、凛が、今"ハラショー"っと…
「ソフィア、ハラショー!!」
「よかった!、スパシーバ!!」




