еда:爆食
【東京都 台東区 浅草寺 観音堂】
「本堂の観音様は628年からずっと日本を見守っているんだよ!」
「な、何っ、628年前から!?ってことはこの前の神社(愛宕神社)より昔から!?、1300年くらいか、すると…ソビエト史では、《キプチャク=ハン国》の頃か!?」
「キプチャクハン?、628年前じゃなくて、西暦628年からだよ!」
「!?!、西暦!?、東ローマ(ビザンツ)帝国とか、フランク王国、の時代!?、ソビエト史では…《ノヴゴロド・キエフ公国》すら無い!!、マヤ文明とかアングロ=サンクソン七王国があった頃…」
「…詳しいね、ソフィア。」
「日本は一体いつから存在してたんだ!?」
「う~ん、よくわかんないけど、神武天皇が即位したのが紀元前660年2月11日だよ、たしか。」
「紀元前!?、恐竜じゃん!!(違う)、B.C.660年…キリストもまだ生まれてない!共和政ローマもまだ無い、…エジプト王国の頃じゃん!?、恐竜いそう!(いない)」
「…世界史詳しいね、ソフィア。合ってるのかわかんないけど…」
「日本、怖い。」
その後、二人は五重塔へ
「おお、日本って感じ!!」(ソフィアの言う「日本って感じ」の建物は多分お城の天守閣の事。)
「そうかな…どれも日本だけど…」
「これは特に日本!、かなり日本!!のぼれる?」
「あー、外見はのぼれそうに見えるけど、これ、伝統的な耐震の技術で、中身は空洞になってるの、だからのぼれないよ。」
「そうなのか、日本は地震が多いって聞くもんね、地震来ても崩れないの?」
「崩れないよ!、あ、でも昔、一度だけ、塔の上の九輪(アンテナみたいなやつ)が曲がっちゃったことがあるらしいよ、地震で、当時の人達は
「魔が通った(曲がったの語呂合わせ)」って言って騒いだらしいけど…」
「へ~、崩れないんだね!、凛のフルシチョフカも崩れない?」
「…わかんない」
「ええぇ~」
こんな調子で、二人は広い浅草寺を一通りまわった後、
二人ともお腹が空いた事に気づく
「いっぱい歩いたからお腹すいたねソフィア、」
「そうだな、もうそろそろお昼か!」
「浅草…食べ歩きしようか!!」
「食べ歩き?」
「そう、美味しいものいっぱいあるからね、どんどん行くよ!!」
【揚げまんじゅう】
「この店ではね、普通の、ゴマ、抹茶、カレー、カボチャ、いろいろな味があるんだよ、ソフィア、どうする?」
「ん~、カボチャ…」
「あ、桜ってのもあった!」
「サクラ!?、食べられるの??」
「桜にしようか!」
二人は桜を選んだ。
「いっただきまーす!」
〔サクッ…ジュワッ〕
「あっ!…つい!(熱い)」
〔はふはふは〕
《ソフィア》
熱い、揚げたてだ、サクサクで、食べるとまずジュワッってする、
そのあとなんかしょっぱい、葉っぱ(?)のような香りと味がして、それに被さるように後から優しい甘さの餡の味が…ハッ!!、サクラだ!、さくらんぼとかかと思ってたら、違う、桜の花びらの味(?)だ!!、春の味!
「凛、桜の味!!」
「桜でしょ?」
「桜だ!」
「どう?」
「甘くてしょっぱくて、初めての味!」
「ソ連には無い?」
「無い!」
【ちょうちんもなか】
「次はちょうちんもなかだよ!」
「提灯!?、デカイやつ?」
「う~ん、それを小さく食べられるようにしたやつ!」
「おお!」
「いろんな味があるけど、紫芋味がおすすめかな!」
「じゃあそれにする!」
「!!、さっき見てきた提灯の形だ!」
「でしょ?」
「…厚紙?、ダンボール?」
「あっ、開けちゃダメだよソフィア、そのまま食べて!」
「ほぅ!」
〔パリッ…ふしゃふしぁ〕
《ソフィア》
美味しい、外のダンボールみたいなのがパリパリフシャフシャしてて、味がないんだけど、中にあるアイスが、ムラサキイモ?のアイスの味を邪魔しないから、良い!、
紫芋アイスは、さっき食べた揚げたてまんじゅうで熱くなった口に喜ばしい!
優しい芋の甘さ…サツマイモに似ているが風味とかが違う、これは、フクースナ、ソビエトの冬が目に浮かぶ!
「どう?」
「ソビエトを思い出した!」
「…なんで?」
【人形焼き】
「次は人形焼きね!」
「なんかかわいそう」
「…大丈夫。」
「おお、これも提灯だ!」
「いろんな形があるけど、せっかくだから提灯形を選んでもらったよ!」
「おお!スパシーバ!!」
「さ、食べよっ!」
〔パクっ〕
《ソフィア》
甘い!生地が…パンでもワッフルでもない、分厚く、甘い、そして中のあんこも、合う!!美味しい!!
「どう?」
「ふく~すなぁ」
「よかった(ニコッ)」
【浅草メンチ】
「甘いものが続いていたから次はしょっぱいものだよ!」
「やったぁ!」
「浅草メンチ、有名だよ!」
「おお、ピロシキ?」
「メンチカツだよ」
「カツか!」
「知ってるの?」
「カツはソビエトにもあるよ!」
「へ~」
〔カリッ、ジュワぁぁぁぁ!〕
「あびゃっ!」
《ソフィア》
溺れるゅ!
一口カリッっと食べると中から肉汁が溢れてくる、飲めるくらい、ジューシー、溺れそうなくらい出てくる出てくる、危ないっ! 考えていたソビエトのやつと違う、さっきの提灯アイスで見えてきたソビエトがどっか行った!!
「どう?」
「危ない!、美味しい!」
「…危ないくらい美味しい?」
「そう!!」
【浅草きびだんご】
「次はきびだんご!」
「モモタローの?」
「よく知ってるね!」
「教科書の例文に出てきた、食べてみたかった!」
「おお!それはよかった!(多分桃太郎のきびだんごではない。)」
「うぉっ、青汁?」
「抹茶だよ!」
「これが!!、冷たいね」
「そう、アイスティー」
「いぇぽーにっつちゃぁ~い」
「??」
「いただきます!」
《ソフィア》
抹茶、さっきのメンチ、熱かったから、冷す、
〔ごきゅっ!〕
苦いっ、紅茶と違う、でも資本主義者ドリンクとも違う!
苦いけど飲みやすい、どこかクリーミーさがある、
そして、きびだんごっ!!
甘い!モチっとしてて、きな粉…でもない、きな粉と黒糖を混ぜたような味っ、そして、さっきの抹茶と合う!!
「どう?」
「これ、合わせて食べるものなんだね!」
「そうだよ、フクースナ?」
「フクースナ!!」
【濡れおかき】
「次は濡れおかき、」
「濡れてるの?」
「そうだよ。」
「おおおお、目の前で焼いてる!!」
〔じゃくっ〕
《ソフィア》
しょっぱい!、なんと言うか、火の味がする!!、辛いってことじゃなくて、火の力強い味、日本!!って感じの味、
醤油の大豆っぽい味の中に米の優しい味が隠れていて、
"濡れ"だから硬すぎず、食べやすい!!
「どう?」
「食べやすい!!」
「次で最後だよ。」
【じぇらぁと】
「ジェラートじゃなくて、じぇらぁと!」
「ジェラートじゃなくて?」
「味がね…」
「豆腐!?、甘酒!?」
「そう、どれにする?」
「酒!!」
〔パクっ、じゅわぁ〕
《ソフィア》
甘酒っ!!
甘酸っぱい米で作った日本の酒って感じなんだけど、ウォッカと違ってこれは辛くない!
ウォッカもいいけど、こういう甘いお酒もいいね!、
ひんやりしてて美味しい、口の中に入れるとジュワッと溶けて、
多分ソ連人は全員好き!
「どう?」
「お腹いっぱい、幸せ~」
「私も!」




