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роккер:暴走

【東京ソラマチ】


「水族館で歩いたあとは、また軽くなんか食べちゃう?お菓子みたいな」


「うん!食べる!」


 今日1日ですっかり凛に(なつ)いたソフィア、彼女の手には拳銃ではなく今はしっかりとニシキアナゴが大事そうに握られている…


「これ食べよっか!」


「ん?…こ、これは!!キャラメルワッフル!!」


「知ってるの?」


「ソ連で子供の頃たくさん食べた、西側(資本主義者)のでかくて分厚くて下品なワッフルとは違い、薄くしっかりと焼かれたワッフル、そのカリカリのワッフルで溶けたキャラメル(焦がしコンデンスミルク)を挟むもよし、包むもよし!、甘く苦い子供の頃を思い出す、そんな味、ソビエトの…思いでの味だ。」


「そ、そうだったのか…それは是非とも食べたいね、ソフィアと、店員サーン、2つ下さい!」


「はい、少々お待ちください、」


「おお、目の前で作ってくれるのか、うちのお婆様は生地を溢しまくっていたが、なんと素晴らしいこの手際のよさ…ハラショー!!」


「お待たせいたしました、キャラメルワッフル2つです!」


「ありがとうございます、さ、食べよう!」


「「いただきまーす!」」


〔〔サクッ、とろぉっ〕〕


「うわぁすごい、サクサクで、中はとろとろで温かくて甘い!!」


「うゎぁぁ、これだ、この味だ、まさか日本で食べられるとは、子供の頃、両親は共働きだから幼くして田舎の祖父母の家へ引き取られ、朝は麦畑のお手伝い、午後はお友達と遊び、夕方、家からこの匂いが漂ってきてそれで家に走って帰ると、お婆様が「ほら、ソフィアの大好きなキャラメルワッフルだよ、お食べ」っと言って出来立てを出してくれる…これを食べると遊び疲れた体にエネルギーが補給される」

〔カチッ(←ソフィアのソ連スイッチ、ON!)〕


「ソフィア…?…おーい、ソフィア?」


「СЛАВА КПСС ЗА СССР!!」


「うわぁ!?」


「Пролетарии всех стран соединяитеоь за Союз Советских Социстических Республик、Ураааааааааааа!!」


「えぇぇ!?ちょっ、いきなりどうした!?、店員さんも驚いてるよ、ソフィア、ちょっとあっち行こうか、」


「Ураааа、за союз и Линн!」


「はーい、こっちきて、ここで待っててね~」


Урааааа(ウラァァァァ)(万歳的な、掛け声)」


「うぉりゃぁぁぁぁこれでも食え!」


「ウラァ、〔かプッ…もっもっもっ〕…おいひーい」


「フッフッフ、抹茶アイスだ、オーバーヒートしたソ連エンジンを、ジャパニーズ冷却機(ラジエーター)で冷却してやった!、どうだっソフィア!」


「ひんやり~」


「よかった、私も一口、ちょうだい、」


〔パクっ〕


「ん~、我ながら、正解だったな!、」



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