пингвин:人鳥
【東京 すみだ水族館】
「凛…これは…ウナギ!?」
「それはチンアナゴ(水玉の方)とニシキアナゴ(オレンジのシマシマ)…今ソフィアと目があってるのはニシキアナゴだね…」
「み、見られてる…砂の中に出たり入ったり…ズダラースタヴィーチェ(こんにちは)…」
「…(なにこれ…見てるだけで面白い…)」
ーー【江戸リウム】ーー
「金魚!!」
「そう、日本で最大級の金魚展示スペース!!、」
「すごい…可愛いくて、幻想的で…小さい頃、お爺ちゃんから聞いた"日本"のイメージとおんなじ!!」
「お爺ちゃん日本に来たことあるの?」
「うん、なぜかはわかんないけど、仕事で若い頃行ったんだって、北海道に上陸して東京へ!」
「へぇ!」
「学校では"日本は戦争を起こした悪い国で、アメリカに大きいけど我がソ連の作ったものよりは小さい、でも恐ろしい爆弾を2つも落とされて負けた可哀想な国でもある、終戦後はアメリカに食い散らかされさんざんな国になった"って習ったけど、私はそんなの信じなかった、日本はキレイで、優しいくて頭がいい人がいて、伝統と未来が合わさったワクワクする国!!今、実際に来てみて、それが正しかったって証明されたよ!!」
「ソフィア!!、ありがとう!」
「金魚、可愛いね!!」
「うん!そうだね!」
ーー【万華鏡トンネル】ーー
「わークラゲだ~」
「ロマンチックだね~」
「お写真、お取りしましょうか?」(←親切なおばぁさん)
「いいんですか!?、是非お願いします!」
「やっぱり日本の人は親切だね」
「そうだね!」
「はい、チーズ!」
〔パシャッ〕
「「ありがとうございました~!!」」
「はいはい、楽しんでねぇ、」
「「はい!!」」
「(若いのぉ…)」
ーー【東京大水槽】ーー
「…うゎぁ、でかいね~!」
「…〔ギュッ〕」
「?、ソフィア?…」
「なんかここ、怖い。なんかサメみたいなのいるし…」(←多分シロワニ。)
「(子供かっ!)」
「一度戦艦に乗って訓練したんだけど…海に落ちる訓練…すごく怖かった、平気を装ってたけど、実はものすごく怖かった、足つかないし、深くて底が見えないし暗いし冷たいし1人だし…」
「(子供かっ!…深海恐怖症?)、そっかそっか、怖かったね」
〔ヨシヨシ〕
「うぅぅ…」
「私がいるから大丈夫、1人じゃない、次行こうか!」
「うん…」
ーー【人鳥】ーー
「…またこっち見てる…」
「ソフィアすごく見られるね…」
「…プリビェート」
ソフィアとペンギンは…互いに目をらすタイミングを逃し、互いに見つめ合う…
「(…何やってるんだソフィア…)」
「凛、目、離せなくなっちゃった…どうしよう…ペンギンもすごい近い…触れるよ!?、これ触れる距離だ!!どうしよう…」
「触っちゃダメだよ。」
「うん…」
その後、凛のくしゃみでソフィアもペンギンも目を反らした。




