работа:仕事
今話もよろしくお願いします!!
【東京 アパート】
「それじゃ、ソフィア、会社に行ってくるね!」
「行ってらっしゃい!」
〔ガチャン〕
「…行ってしまった…」
さて…どうするか…家事…でもするかな。
ーーー【黄金星出版社 雑誌編集部】ーー
…私は今日も、上司に呼び出されている。
「貴様ぁ、なぜワシが貴様を呼びつけたか、わかるかぁ!?」
「…わかりません」
「新しい仕事をあたえるためだよぉ、」
「はい、」
「いいか?、これからは"グローバル社会"だ、外国人観光客が沢山来るな?、
だがいざ日本に来ても、どこを見に行けばいいか、わからんじゃろぉ?、
そこでだ、わが社もグローバル化社会の波に乗っかり、「外国人のための観光雑誌」を出版することになったぁ、今回は貴様ぁ、須田君に、その編集を任せる、」
…それ前も聞いたぁぁぁ、なんで私にやらせんの!?、
そもそも外国人、旅行する時はあらかじめ調べて来るだろ観光地くらい、
ってか、編集も外国人にやらせろよ、外国人のための観光雑誌なんて、外国人の観光知らんし、
「~っということで、時代の波に乗る必要がわが社にもある、
18、19世紀、ヨーロッパでは産業革命が起こったな、その時いち早く波に乗り、機械を導入した会社は生き残り、ずっと手作業の職人にこだわっていた会社は潰れ駆逐された、よってわが社も他社に駆逐されぬよう、波に乗る必要がある、」
なんだよさっきから"波、波"って、サーファーかこのやろう、
誰も駆逐なんてしねぇよ…
「と言うことで、須田君、君には明日から早速取材に行ってもらいたい、お金は会社が出す、まずはスカイツリーや浅草寺辺りが無難か、」
「はい、了解しました。」
…ソフィア連れて行こ。
ーーーー【家】ーー
…よし、掃除、洗濯、食器洗い、夕飯も準備出来た、
凛まだかな~、まだ帰って来ないかな~
ーーーッ!!(軍人の勘)
〔ガチャガチャ、〕
「ただいま~、うわぁ!、そ、ソフィア、ずっとここにいたの!?」
「お帰り、凛、お仕事ご苦労様、ずっとここにいたわけじゃないぞ?、掃除、洗濯、夕飯も作って待っていたんだ!」
「…ほんとだ、ありがとうソフィア」
〔ヨシヨシ〕
「///!」
…犬みたいだな…
ーーーー
「わぁ~、いい匂い!、何を作ってくれたんだい?」
「ボルシチ!」
「おおお!これが!!、赤い!!」
「そう、赤い!、赤は労働者の血、革命の色!!」
「…労働者の血…」
「さあ、召し上がれ!」
「「いただきます!」」
〔はぐッ、じゅわぁぁぁ〕
「わぁ!」
なにこれ!、美味しい!!、野菜がしっかり煮込まれてて柔らかく、噛む度にじゎりとスープが染み出てくるっっ、スープも肉の出汁が出ていて美味しいっ!
トマトとカブとキャベツのポトフのような味に肉の出汁!
まるでおでんの大根みたいだ、
…この上の白いのは…?、マヨネーズ??
「フフッ、凛、それはサワークリームだ!!」
「な、なにっ、サワークリームだとっ、スープに!?」
「ああ、食うがよい!!」
〔ズズっ、ごッくん〕
………合う!!、ほどよい、さっぱりとした酸味が、優しい野菜メインのスープに刺激を加える!
「美味しい!!」
「だろう!!」
…こういうの…久しぶりだなぁ、家に帰ると「お帰り」と言ってくれる人がいて、晩ごはんを作っていて、一緒に食べてくれる、なんか、幸せだな~
「あ、そうだ、幸せと言えば、お酒買ってきたんだ、飲む?」
「ウォッカ?」
「ビール」
「飲む!!」
「ソ連人だから寒いとこのビールがいいかなぁと思って、はい、サッポロビール!」
「おお、黄金の星!!共産の星だ!!」
「…赤じゃないの?」
「金でもいいの。」
「そうなのか、…乾杯って、なんて言うの?」
「う~ん、За встречу…かな?」
「わかった、」
「「ザ フストリェーチュ!!」」
За встречау:出会いを祝して!




