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Яамадела:山寺2

【山形県 立石寺】

凛とソフィアは崖を登っていた。


「おっ!ソフィア、建物が見えてきたよ!!」

「ゴール?」

「ゴールではないけど…」


急な階段の先に門が見えてきた、

ここには地獄の十王が(まつ)られている、

十王とは、秦広王、初江王、宋帝王、五官王、閻魔王、変成王、泰山王、平等王、都市王、五道転輪王、であり、これら10名の王はそれぞれ、亡者の罪を裁判にかける。


「あれ?、さっきのお婆さんも死んだ人の服で罪を測るんじゃなかった?」

「あー…いや、あれは亡者が三途の川のどこら辺をどうやって渡るか決めるお婆さんだから、」

「どこをどう渡るか?」

「そう、三途の川には毒蛇がいたりするから、」

「まじか。」

「あでも、確か何円か(正しくは六文銭)渡せば罪人でも船で川を渡れたはず。」

賄賂(ワイロ)じゃん、」

「んー賄賂だね」

「やば。日本やば。」

ーーー

なんだかんだで2人は無事ゴールまで着いた。


「着いたねー、」

「着いた」

「見晴らしがいいね、山の上だからね、」

「あ!!駅が見える!!」

「んー向かえだからね、」

「…よし、帰ろう。」


下山する手前、凛はふとソフィアを止めた、

「あ、思い出した、ここ、フォトスポット!!」

「フォトスポット?」

「そう、みんなあとちょっとでゴールだからここでは立ち止まらないんだけど、この崖、邪魔するものが一切ないから綺麗な景色だけを写真に収められるんだよ!!」

「へー!!」

「あでも自撮りする時は足元に気をつけないと、崖から落ちちゃうからね、この高さから落ちたら、間違いなく本物の奪衣婆に会うことになるからね!!」

「嫌だね。」(←失礼だな。)

「気をつけよう。」

ーーーー

【夕方、仙台空港】

2人は山形から仙台空港に戻ってきた。


「楽しかったね、」

「楽しかった!!」

2人はお土産を手に、ずんだシェイクを飲みながら帰りの飛行機を待った。




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