誕生日その1
「ーーゆうーろーきてーー」
なんか、僕の名前を呼ばれた気がする。
「二人とも‼︎ おっきろ〜‼︎」
と呼ばれた瞬間、布団が吹っ飛んで、窓から入ってくる光に目を伏せた。
『ひゃーっ‼︎ め〜がぁぁぁあ〜』
と言いながら、ころころとのたうちまわるをする僕たちに、「いつまで寝てるの‼︎ 今日は、狩の日だよ‼︎ 獲物が逃げちゃうよ‼︎ 」って 胸を大きく張り、腰に手を当て、大きな声で言っているお姉ちゃんの姿があった。
そう、今日は狩の日で、この世界に来て、初めての遠出である。 この辺の魔物は、危ないからという理由で、パパたち三人でこの森一帯の魔物を殲滅したらしい。
……この世界の人たちは、みんなこんな感じなのかな?
それで、ちょっと遠くに行かないと魔物はいないのである。 僕たちは顔を洗って、食卓へ向かった。
食卓に着くと、もうすでにご飯ができていて、ほっかほかの真っ白なご飯と薄く湯気の立つ味噌汁、タマヂャと呼ばれる野菜にグレープフルーツが添えられて、木の器に盛り付けられ並んでいた。 いわゆる、和食であった。
「お、おっはよー、今日は早かったな〜」
聞こえた方に顔を向けると胡座で首にタオルを巻いていて、汗を拭いているアーリアがいた。 豊かな胸にさらしを巻き、短パン姿だった。 まだ 雪が溶け残り、冬の寒さが残っているというのに、夏のような服装をしていた。
……寒そう…………
「おはよう、みんな。 今日はごめんね。 おかず切らしちゃって、簡単な物しか作れなかった」
と言いながら、キッチンからクラリッサがお茶を持って来た。 ちなみに服装は、ネグリジェと呼ばれるワンピース姿だった。 部屋着なんだろうけど、半袖で麦藁帽子が似合いそうな……夏服だった。 ………寒くないの?
「あ、僕も手伝うよ」
机をパッと見るとコップと箸がなかったので、取ってくることにした。
最近、勉強やら塾やら部活やらが大変忙しいうp主です。
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これからも頑張るのでよろしくお願いします。
あ! 新シリーズの『無気力なボクは転生したら人の感情に敏感になりました。』も読んでくださると嬉しいです。




