表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/6

第5話 試験は真剣で!

「では、順に始めます!」


俺は試験のために、いっしょに呼ばれていた二人と同じくそこそこ大きく間隔を開けて、横一列に並ぶ。


なんだかさっきまでとは雰囲気が違う。


試験の見物人がとても多い。さっき俺が他の試験を見ていた時は、俺一人だけだった。

しかし、今は試験の終わった人はもちろん、一般の試験に参加もしていない人まで見物に集まっている。


なんだろう、嫌な予感しかない。


他の二人は、俺と同じくなんも手に持たない人で、そして自信たっぷりな感じが伝わってきている。


ヤバい!

この人数の前でしくじれないし、プレッシャーが半端じゃない!



周囲のざわつきがピタリと止まった。

その瞬間、

「ハアァァァ! 雷の咆哮!」

ドゴンと破裂するような耳をつんざく音が鳴り響き、強烈な光が地面に叩きつけられた。


あまりの衝撃に見物人が驚いていると、何人もの試験官がその地面に近づき、大きな声で審議を始めた。


「ロイ・ツバード 朱結晶級!!」


周囲は驚きの声をさらに大きくした。



「次!」


またもやピタリと話声が止まる。


次というのは俺の番だ。緊張するがやるしかない!

俺は掲げた右手を黒く染めて、地面を突き刺す!そして周囲の地面を限界まで黒く染めてから、バカデカい剣の形に地面を切り取る!


「どうだ!」


俺はその剣を地面から引っこ抜き、空へかざす!

その剣の大きさは4mちかくあり、流石に試験官も腰を抜かすしかないだろう!


「ユウ・タチバナ 緑結晶級!」


おおーと周囲は多少ざわついたものの、あの強烈な光の前には全くインパクトが足りなかったっぽい。


そういえば、等級自体どんなのがあるとか知らなかったが、緑結晶級というのがどれくらいの等級かは試験官のテンションで一目瞭然だった。


負けだ。そう考えると、今隣に立つルイとかいう奴と同じ場所に立っているのが恥ずかしい。


とりあえず剣は元の地面にまた突き刺しておく。

そして、俺はせめてカッコよく去ろうと体を黒くしてひとっとびで場を後にしようとしたが、一旦右手の黒いのを解除した時にまた激痛が走り、あえなく断念。


俺はとぼとぼと歩いてその場を去った。



俺はギルドの中に入り、登録が終わるまで席に座って待っていた。


丸テーブルに突っ伏していると、

「どうだった?タチバナくん。」

彼女の声が聞こえた。



良ければ、評価や感想をお願いします!投稿の励みになります!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ