#845 ところで、ポーラースターチームのメンバーってどなたですかね?
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カプセルを受けとったソラナは妨害による破損と認めて、タイムは行のタイムを参考にして、加点し、デブリの重さにより得点を登録する。
「以上で一次予選を終了します、上位100チームは次の通りです」
派手な音響とともに特設モニタに一予選通過者が張り出される。
1位 デブリスレイヤーズ
2位 デルタスター
3位 ロメオマスター
4位 サンサーンズ
5位 ムーンサルター
・・・
100位 ポ-ラースター
「ソラナさん、100位のポーラースターはさっきの回収カプセルだよね」
「そうですよ、タイムは妨害もあってそんなじゃなかったですが、デブリのサイズと重量が一位と争う数値なので、100位に入ってます、もし、妨害されなかったら1位だったかも、です」
「ところで、ポーラースターチームのメンバーってどなたですかね?」
ハルトがなにげなくソラナに聞く。
「えーっとですね、実はポーラースターは私一人のソロチームなんです」
「えっ、ソラナさん、大会運営に忙殺されていて、よく準備している余裕がありましたね」
「そうなんですけど、これまでロイド制御を専門に学んできてせっかくの大会に主催者だからって出れないのあまりにも寂しかったので、つい出場しちゃいました、もし入賞したら辞退するつもりだったんです」
ハルトはソラナが大会企画や運営だけでなく、ロイドなどのメカにも強いことを知ってますます興味を持つ。
「まあ、参加資格には宇宙大学在学生とあるだけなので、ソラナさんももちろん参加していいわけだもんね」
ルミナがソラナを援護する。
「アリスだよ、ソラナさんのカプセルってデブリ収納の際にひと工夫してるよね」
技術的な話になり、すかさずアリスが割り込む。
「ソラナです、アリスさんに興味を持って頂き、光栄です、詳細は大会終了後にお話しします」




