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#844 ダーリン、帰還シマース!

#844


「でも、ダーリンが助けてくれたじゃない」

「まあな、でもお前との付き合いは長いからな、お前が強いことは知ってるけど、油断するんじゃないぞ」


「ありがとー、ダーリン、帰還シマース!」


 ティアナは嬉しそうに返事をする。その帰り道にティアナはカプセルを見つける。


「ありゃ、何だこれ?」


 さっきのレーザー砲がかすったのか、推進装置をやられたらしい競技用カプセルがふわふわしている。


「ダーリンへ、レーザ砲で破損して制御不能になったカプセルを発見、持ち帰る、このままにしておく、どうする?」


「ハルトよりティアナ、持ち帰ってアリスにチェックさせてくれ」

「りょっかーい!」


 ティアナはそう返事をすると、浮遊しているカプセルにほいっとワイヤーをからめて、引き寄せる。そのままティアライダーに後部にぶら下げて、全速力で旗艦ルミナスに向かう。


「アリス中佐、たっだいま~」


 旗艦ルミナス右舷デッキに着艦したティアナはアリスに出迎えられて、牽引してきたカプセルを引き渡す。


「ティアナちゃん、おかえり、カプセルは受け取ったよ」

 アリスはそういうが早いか、手元に引き寄せたカプセルをデッキ内にもう設置してある透視型検査装置に放り込む。


 検査装置はすぐに微かな作動音を発して、カプセルを詳細に検査する。


「えーっと、危険因子は特になし、一部破損はレーザによる、ほほう、このカプセル内のデブリ、なかなかぴっちり収まってるよ」


 アリスはティアナと本部にいるハルトに検査の様子をそのまま中継する。


「アリスよりハルト隊長、カプセルはデブリ回収大会用で間違いないし、危険因子は見当たらないので、そっちに送るね、ティアナちゃん、よろしく」

「待ってましたー」


 ティアナはアリスの言葉にすぐに反応すると、今度はティアロイドのままカプセルのワイヤーをそのまま引っ張って本部へ向かう。


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