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#825 背後にもう一つ惑星あり!

#825


「ノバより、目標隕石は安全破壊範囲ギリギリです、ここで外すとステーションへの爆散破片が避けられなくなります」

「チョコ了解」


「ルミナより、プラズマキャノン、セーフティロック解除」

「チョコ了解、オールグリーン、セーフティ解除、トリガー艦長に渡します」


「ルミナより、いや、チョコそのままトリガーコントロールして」

「チョコ・・・・了解」


 初ミッションでプラズマキャノンのトリガーを託されたチョコは緊張の面持ちで、せり上がって現れたトリガーをぎゅっと握りしめる。そして、ターゲットモニタをじっと見つめる。


「最終セーフティ解除、ターゲットロックオン確認、発射まで3,2,1、発射!」

 チョコはそう宣言するとゆっくりとトリガを引き絞る。


ずしゅーん・・・


 その瞬間、発射音とともに旗艦ルミナスの上部甲板にせり出したプラズマキャノンから一条の強力なビームが小惑星と思われる二つの隕石に向かって伸びるていく。


「着弾まで2、1、0・・・」


 そして、その光が迫り来る小惑星と接触すると同時にまぶしいばかりの光を発する。次の瞬間、激しい閃光とともに、小惑星と思われた物体が大爆発を起こす。


「おおっ」

 ブリッジ何では思わず皆が声を上げる中、ノバが大声で叫ぶ。


「背後にもう一つ惑星あり!」

「なんだと!」

 ハルトも大声で叫ぶ。


 そして、素早くルミナに指示する。


「ルミナへ、プラズマキャノン、次弾チャージ!」

「ルミナよりハルト隊長、爆散の影響が大きすぎます、プラズマキャノン使用、できません」


「くっそー」

「ルミナより、このままだと旗艦ルミナスもろともステーションに小惑星が突っ込みます」


「ハルト隊長、指示を!」


「ソラナちゃん、こんなことになっちゃってごめんね、そんなわけだから非常用カプセルでミーナミ社長と脱出、ステーション駅に向かってね」


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