#824 うち2個がステーション直撃コースです
#824
「じゃあ、旗艦ルミナスまで送るね」
「うん、頼む」
ハルト達がフェニックス3号やティアロイドに掴まると、ティアナは、レッツゴーと奇声を発していきなりフルパワーをぶちかます。
ハルトはそんなティアナの行動には慣れているが、いやなかなか慣れないが、一番悲惨なのはソラナだ。
「うおっ、やめて・・・」
最大戦速で旗艦ルミナスまで強引に引っ張られたソラナは到着までのたったの数分で息も絶え絶えになっている。
ティアナはノバの指定通り旗艦ルミナス右舷デッキに飛び込むと、ハルト達を降ろし、というか放り出して、自分はすぐにステーションに戻っていく。
ハルト、ルミナ、ミーナミ、そしてソラナの4人は旗艦ルミナスのブリッジにようやくたどり着く。
「ノバ、お待たせ」
「ハルト隊長、お疲れ様です、そちらの方は?」
「ああ、宇宙大学の学生さんで・・?」
「ソラナ・アーレンといいます、フェニックス隊就職希望者です、今日はインターンシップのつもりでついてきました」
「ソラナちゃんね、あっ、そこ座って、シートロックしっかりね」
艦長ルミナがてきぱきとソラナに指示を出す。
「ノバ少佐、で、どんな様子だ?」
「はい、突如現れた小惑星なのか隕石なのか個体が推定1000、こっちにむかっています、うち2個がステーション直撃コースです」
「破壊可能か?」
「ルミナより、旗艦ルミナスのプラズマキャノンで破壊可能と思われます」
「では、旗艦ルミナスこの位置のまま、プラズマキャノン発射準備」
「チョコより、プラズマジェネレータよりプラズマキャノンにエネルギー回路開きます、エネルギー注入開始します」
実はこのミッションがチョコユナレンのユニットには初めての火器管制だ。
「チョコより、プラズマキャノン充填中、間もなく完了・・・」




