#810 フェニックス1号をティアナと誰が交代するんだ?
#810
「ああ、そうだな」
「そして、このフェニックス1号は2交代としまして・・・」
「うん?」
「で、フェニックス1号をティアナと誰が交代するんだ?、っていうか1号イコールティアナじゃんか?」
「それはですね、ええーっと・・・このティアナめが分身のスキルを使って、任務を果たす所存でございます」
やれやれこれだ、ティアナが何か計画しても穴だらけだ。
ティアナの交代要員なんてこの宇宙中を探したっていやしないだろうに。
「でもスペースレールに護衛担当が必要なことは事実だよ」
そこに助け船を出すのがアリスだ。
アリスはこのところ車両基地に入りびたりのようではるが、チョコとユナの任官式には顔を出していたらしい。服装もアリスにしては珍しく作業服ではなくてフェニックス隊の制服だ。
アリス制服姿
「その点は、私に考えがあります」
ティアナは自信たっぷりに胸を張る。
「ほう、どんな考えなんだ?」
ハルトが尋ねる。
「それはですね、ここいらでフェニックス隊警備要員を一般公募するという計画です」
「・・・それってさ、ティアナ並みの人材を見つけるのか、それとも虎の穴で要請するのが前提か?」
ハルトは確認のため聞いてみる。
「はい!そこはほら、柔軟に・・・」
「おい、決まってないのか?」
ハルトが無計画ティアナを詰めていると間に割って入るのがルミナだ。
「まあまあ旦那様、ティアナ左夫人は左夫人なりに一生懸命考えてくれているんですから」
「そうだよ、ダーリン、フェニックス隊だってリリア少佐とカノン中尉を放出しちゃうんだから、そろそろ人員募集しないて後が続かないんだよ」
ティアナはハルトを真剣に見つめて訴える。確かにフェニックス隊と言うか旗艦ルミナスとゆかいな仲間たちは募集することなく偶然出会った人々とここで誕生した人の集合体だ。元々志を持って集まった仲間たちではない。




